ブログを続けるための3つのポイント
このサイトもとりあえず3年続いたので、続かなくなる前に(笑)ブログを続けるためのノウハウを書いてみることにしました。3年の経験にもとづいているので、まあまあの信憑性かもしれません。
ブログを始めた時は「楽しい」という気持ちが強いので「続かない」というケースは少ないと思いますが、書き始めてしばらく経ち、続けることへの意欲がなくなりかけてきた頃に思い起こしてもらえると有難いです。
続けるための観点は人によって違うと思います。ここでは経験上「こうしておけば続けやすい」というものをまとめてみました。「3つのポイント」というタイトルは、たまたま思いついたのが3つだった、というだけです。思いついたらまたエントリーします。
またアクセスを増やす方法については言及していませんので、「アクセスが増えないので続かない」という対処について触れてません。アクセスについては別の機会にエントリーします。
1.続けることに対する目標を作る
「ブログをX日続ける」という目標を作りましょう。
「続ける」ということは日々の積み重ねの結果ですので「目標にするのはちょっと…」と思われるかもしれませんが、「日々積み重ねる」ということは継続するという行為のミクロな視点である訳なので、個人的には違和感ありません。
それはさておき、目標はいきなり「3年」とか、そんな大きな目標は立てる必要はありません。例えば「1週間」という目標を立てます。そうすることで、直近のスケジュールをどうすれば良いかという、具体的な行動が起こせるきっかけになります。
私の場合、まず日曜の夜に5日?1週間分のおぼろげなエントリー予定を立てるようにしています。とりあえず週末はダジャレの日が1回あるので(笑)、それを除いた残りの日のエントリーのスケジュールを考えます。これまでの下書きの公開や、頂いたご質問の情報展開、新ネタ等。
アクセスは週明けが多いので、読んで欲しい記事はできるだけ月・火に出すようにしています。
そして週の間にまた別のネタが見つかるかもしれません。それは緊急性の高い情報であれば優先して投稿し、スケジュールから外れたエントリー予定だった分は次週回しにします。最近はこういうサイクルでやりくりしています。
話を戻して、「10年続ける」といった壮大な目標でも構わないのですが、大きい目標に対しては必ず「小さい目標」も同時にたてて、それを繰り返すようにしましょう。あるマラソン選手(誰か失念)も「42.195km走る切るために『次の電柱まで』を繰り返して走っている」と言ってました。
小さいことの積み重ねが大きな結果に結びつきます。
それから、目標を達成する直前に次の目標を立てることも大事です。例えば「3年続けました!」という達成感で満足してしまうと、そこで立ち止まってしまう可能性があります。
目標達成目前のところで次の目標を決めておけば、達成感を味わいながら、同時に次の目標に向かって心の準備も整っているという訳です。
2.ネタはできるだけ溜めておく
私の場合、2年経った頃、「今日は何を書こう?」という、いわゆるネタ切れの状態がよくおきました。前の日のエントリーに注力し過ぎて、次の日に時間的余裕がない場合がそうです。
そういう訳で3年目から、とにかく思いついたネタは極力メモすることにしました。例えばカスタマイズ記事であれば、グダグダなタグまたはソースコードでもとりあえず本文に貼り付けておき、未公開状態のエントリーとして保存しておきます。
ダジャレも同じで、どんなくだらないものでも忘れないうちに書き留めておきます。
そうこうするうちに、ピンキリの内容ながらかなりの量の未公開エントリーが溜まりまして、ネタ切れで悩むというストレスからはほぼ解放されました。
また予めエントリーを書く時間がとれないことが分かっている時は、公開できる状態までエントリーをまとめて書き溜めておき、指定日投稿をしています。最大で5日分書いたこともあります。
飲み会等で、その日の晩はパソコンに向かう状態ではない、という時も事前にエントリーを書くようにしています。
タイムリー性が問われる記事についてはこのテクニックを適用できませんが、例えば日常の出来事などは、その日に起こったことをまとめて投稿せず、小出しにする手もあります。また投稿日をずらせば、後から投稿する分については推敲することが可能です。
今更ですが今年の3月頃、風邪をひいて39度の高熱で寝込んでいたことがありました。その時は事前の準備をしていなかったため、その時だけはさすがに参りました(それでもエントリーしましたが)。「備えあれば憂いなし」です。
3.マイナス要因はうまく対処する
楽しく続けているブログも、コメントやソーシャルブックマークに誹謗・中傷が起きると、正直凹みます。あるエントリーに対して100件がプラス評価でも、1件のマイナス評価で全てを覆しかねません。それが原因でエントリーする意欲がなくなってしまうのが一番良くないことです。
ちなみに、「アドバイス」的な内容はマイナス評価とは別物なので、その点は誤解なきようお願い致します。
対処法は、エントリーの内容にもよるので一意の解ではありませんが、仮にマイナスな評価が多数ではなく一部であれば、その評価に対して過敏に反応しない、あるいは大人の対応をすること。逆に多数の場合は記事の内容が誤っている可能性があるので、冷静に受け止め、相当の対応をすることが最善策と思います。
いずれにしても、そのことによるストレスはブログ上ではなく、リアルの世界でお酒でも飲んで発散しましょう。
またこういう時も、投稿するだけの状態になっているエントリーが用意されていれば「今日は書く気分にならない」という精神状態でも、表向きにブログは粛々と続けることができます。
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大変参考になりました。
わたしの場合、過去記事の整理がなんとかできているのが、続けられている理由のひとつのような気がします。
ホームページに溜まっていく日記を眺めて、将来読み直すときのわずらわしさを感じました。そこで早い時期から自分なりに気に入った記事にマークをしてきました。さらにブログに移ったときそれを元にしたランダムなピックアップ機能を加えることができ、今でもそれを使ってときどき読み返しています。
いつも思うのですが、他のサイトを訪問したとき丹念に過去記事を読む人はどれほどいるのでしょうか。サイトが扱う題材にも依るでしょうが、すべてがお勧めの記事だというサイトはめったにないものです。(小粋さんは別ですが(^_^;))
せめて管理人推薦の記事が提示することができていれば、訪問者がそのサイトに目を通す機会が増えるし、また管理人のモチベーションも維持できるような気がします。気に入った記事を積み上げていく作業が加わるというわけです。
日にちが空いてもいい、つまらない記事が多くてもいい、気に入ったものがひとつでもできればまた一歩前進、というわけですね。
>oyajiさん
こんにちは。
コメントありがとうございます。
過去記事は是非読んで欲しいですし、そういう仕組み作りは大切ですね。
読んで欲しい記事だけをタグづけしてランダムに表示したり、RSSで配信できないかと思っています。