SmartyPants とは
Movable Type 4 で採用されたフォーマットに「Markdown + SmartyPants」というのがあります。
Markdown はある規則にしたがって書いたテキスト文字を(X)HTMLに変換してくれるというものですが、SmartyPants が具体的にどのような変換を行うものか、日本語で解説されているサイトをみつけられなかったので、公式サイトの翻訳(一部)と変換のサンプルを掲載しておきます。
訳に誤り等ありましたらご指摘ください。
説明
SmartyPants は、Movable Type、Blosxom、および BBEdit のために、ASCII の句読文字を「スマート」な印刷用句読文字の HTML実体参照に変換する、フリーのウェブパブリッシングプラグインです。
SmartyPants は以下の変換を実行することができます:
- 直線状の引用符("または')を、「カーリークォート(”または’)」のHTML実体参照に変換
- バッククォート(``)を「カーリークォート(“)」のHTML実体参照に変換
注:バッククォートは2つ並べる - ダッシュ(--または---)を、「enダッシュ(―)*」または「emダッシュ(――)*」のHTML実体参照に変換
*欧文ではダッシュの長さにより呼び方が異なる - 3つの連続したドット(...)を省略文字(…)のHTML実体参照に変換
あなたの投稿では、ASCII による直線状の引用符やダッシュ、およびドットを書いたり、編集したり、保存することができますが、(X)HTMLの出力は、スマートな引用符・全角ダッシュ、および適切な省略文字として表現されるでしょう。
SmartyPants は、Movable Type、Blosxom、および BBEdit で動作するプラグインファイルを組み合わせたプラグインです。 UNIXスタイルのコマンドラインから使用することもできます。
SmartyPants は、<pre>、<code>、<kbd>、および <script> タグブロック内ではキャラクタを変更しません。 これらのタグは、ソースコードやサンプルのマークアップのような、「スマートな引用符」やその他の「スマートな句読」への変換が適切でないテキストを表示するために用いられるからです。
下は実際に Movable Type 4 で実験した結果です。引用符やダッシュ等が変換されているのがお分かりになると思います。
フォーマット変換なし
Markdown + SmartyPants
Markdown + SmartyPants で出力された (X)HTML
Straight quotes ( ” and ’ ) into “curly” quote HTML entities
Backticks-style quotes (“like this”) into “curly” quote HTML entities
Dashes (“—” and “—-“) into en- and em-dash entities
Three consecutive dots (“…”) into an ellipsis entity
「emダッシュ」が上手く変換されていないようです。
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