WP-DBManager プラグインを XREA (PHP セーフモード)で利用する際の注意事項

WP-DBManager プラグインを XREA (PHP セーフモード)で利用する際の注意事項

Posted at July 24,2009 1:55 AM
Tag:[PHP, SafeMode, WordPress, WP-DBManager]

前のエントリーで紹介した WP-DBManager プラグイン ですが、PHP がセーフモードで動作するサーバで利用する際には、以下のような表示になってしまい、DBバックアップが行なえません。

エラー画面

正常に動作させるには追加の設定が必要です。

以下、XREA を例に設定方法を紹介します。WordPress 2.8.2 で動作を確認しています。

なお、ここで紹介する前提として、WordPress は PHP モジュール版のままインストール(=インストールディレクトリのパーミッションを 707 に変更)しています。また、バックアップフォルダ(wp-content/backup-db)は作成済の状態で、フォルダのパーミッションは755になっています。

1..htaccess の設定

wp-admin 配下に、以下の内容を記述した .htaccess をアップロードします。

<files admin.php>
AddHandler application/x-httpd-phpcgi .php
</files>

これは、WP-DBManager を利用するときに起動する admin.php を、CGI として動作させるための設定です。

なお、AddHandler だけの行の追加(files ディレクティブなし)では、下記のように管理画面が崩れてしまうようです。

AddHandler だけの行の追加

2.mysqldump・mysqlのパスの設定

管理画面の「データベース」→「DBオプション」をクリック。

管理画面

画面上に「which: no mysql in ~」と表示されているのは無視してください(認識誤りでしたらご指摘ください)。

メッセージ

mysqldumpのパス・mysqlのパスに、それぞれ以下の内容を設定し、一番下の「Save Changes」をクリックします。すでに設定されているようであれば、この作業はスキップしてください。

  • mysqldumpのパス:/usr/local/mysql/bin/mysqldump
  • mysqlのパス:/usr/local/mysql/bin/mysql

次のように「DB オプションを更新しました。」が表示されればOKです。

DB オプションの更新成功

ちなみに、1項の作業を行なわずに設定すると、mysqldumpとmysqlのパスが正しくても、次のように「DB オプションを更新できません。」と表示されます。

DB オプションの更新失敗

3.DB のバックアップ

管理画面の「データベース」→「DBバックアップ」をクリック。

管理画面

次のような表示になっていればバックアップ実行可能ですので、バックアップを試してみてください。wp-content/backup-db のパーミッションも冒頭に記した通り、755 のままで保存されることを確認しています。

バックアップ可能

ちなみに、1項の作業を行なわずにDBバックアップ画面に移動すると、次のように「MYSQLパスは存在しません。DBオプション画面でMYSQLのパスを確認してください。わからない場合はサーバー管理者に問い合わせてください。」という警告が表示されます。この状態ではバックアップは行なえません。

バックアップ不可

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コメント

今まで、「phpMyAdmin」でバックアップをとっていたのですが、こちらの記事のおかげで、簡単にプラグインを導入することができました。
どうもありがとうございました。

[1] Posted by turkey : July 26, 2009 11:09 PM

>turkeyさん
こんにちは。
ご連絡ありがとうございます。
お役に立てたようで良かったです。
ではでは!

[2] Posted by yujiro logo : July 28, 2009 4:30 PM
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