トラックバックの言及リンクについて
話題に乗り遅れて「言及リンク」について一言。
「言及リンク、つまり『受信したトラックバックの記事にトラックバック先のリンク』がないと Google の PageRank が下がる」という情報については「問題なし」ということで既に収拾がついているようですので、ここではトラックバック先の情報が元記事に記載されていないトラックバックについての考えを述べたいと思います。
現状は、明らかに記事と無関係な内容のトラックバックスパムはプラグインでフィルタリングしていますが、トラックバック先の記事に当サイトの内容が記載されていないトラックバックやアフィリエイト系のトラックバックはそのままにしています。
残している深い理由は特にありません。そのままにしていても問題ないから、という程度です。その状態を、ここに訪れる方の大半が酷く不愉快に感じ、さらにそれが一定期間継続する、あるいはセキュリティ上の問題が発生するのであれば削除することも選択肢のひとつとして考えられますが、今のところその対象は英語でやってくるトラックバックスパムのみという認識です。
トラックバックスパムは特定の文字列でフィルタリングするようにしていますが、先日本当に普通の英文トラックバックを受信しました。Typekey関連のカスタマイズでお役にたてたようです。
もし半角のみのトラックバックを一律フィルタしていたらこの方のサイトがカスタマイズを利用されたことを知ることはなかったと思います。
スパムは色々な単語でやってくるので、相変わらずイタチごっごの日々ですが、(半角のみのトラックバックを)受信できる状態にしておく価値はあるな、と感じた一件でした。
PageRank については意識していません。随分前にペナルティにひっかかったのかひっかかってないのか不明ですが、Google で1~2ページ目に表示されていた検索結果がかなり後方になってしまっているのがその原因かもしれません。それでも何故か毎日結構なPVをいただき、どこから(Yahoo?)か探し当ててテンプレートを取りにこられる方々がいらっしゃるのは本当に嬉しい限りです。
自サイトにとって送信して欲しい(?)トラックバックだけを受信しようと思っても現実的にそううまくはいきません。結局「…削除します」といったサイトルールを設けて運用対処されるケースが少なくないのですが、MT-Moderate プラグインでトラックバックを承認形式するという手もあります。やや面倒であれば言及リンクの話題で利用数が増えた Movable Type で言及リンクのない TrackBack ping を弾くプラグインがお手軽と思います。いずれにしても「受信したトラックバックを表示するのに送信サイトに言及リンクがない」という不公平感からは解消されると思いますし、機械任せである分、精神的な負担も減少するのではないでしょうか。
まとまりのない文章ですいません。まとめると、普通のトラックバックを頂いている方には心の中で感謝していますし、言及リンクのないトラックバックについてはこの新しいインタフェースを活用されているんだな、という気持ちで今後もスルーします。スパム以外で明らかに問題のあると思われるトラックバックは削除致しますが今のところはありません。
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