Movable Type 4 のテンプレート構造(その2:MTInclude に着目したテンプレート関係図)
「Movable Type 4 のテンプレート構造」の続きです。
繰り返しになりますが、このバージョンでは Movable Type 3 と比較して、テンプレートの構造が大幅に変更されています。これまでは各テンプレートが生成されるページやアーカイブ単位に分割されていたのに対し、Movable Type 4 は「部品」という観点で分割されています。
下は Movable Type 3 までのテンプレートと生成されるページの関係です。テンプレートと生成ページは1:1の関係です。
Movable Type 4 のメイン・ページは、下記のように複数のテンプレートから生成され、1:n の関係になりました。
さらにアーカイブ・ページでは、複数の部品を読み込んだ元テンプレート(エントリーリスト)から複数の種類のページを生成でき、n:m の関係になっています。
ベータ版を使い始めてからテンプレート編集画面をクリックし回ってますが、全体のテンプレート構成がどうなっているとか、どれとどれが関係しているとか、見通しが良くありません。そういう訳で、MTInclude だけに着目したテンプレートの関係図を作成してみました(これがこのエントリーのメインです)。
下の図をクリックすると拡大されます。
MTInclude 以外の関係(CSSやRSSとの関連や MTSetVar/MTGetVar 等)は一切排除しています。
図について補足すると、ひし形のマークは、その線の先にあるモジュールを MTInclude で読み込んでいることを指しています。ヘッダとフッタがすべての元テンプレートで読み込んでいるのが分かりやすい例です。
拡大した図はドラッグできます。下の表と対応させると多少分かりやすいかもしれません。
グループ | 名称 | 備考 |
---|---|---|
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Archives | Entry | エントリー・アーカイブページ |
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