Movable Type 4.1 ベータテスト開始
Movable Type 4.1 ベータテストが12月14日より開始されます。
シックス・アパートが、最新ブログ・ソフトウェア「Movable Type 4.1」を発表
「Movable Type 4.1」での最大の強化点は、CMS機能として高いニーズがある「カスタムフィールド機能」を基本機能として標準搭載することです。カスタムフィールド機能を利用することで、ブログ記事やウェブページ作成時の、管理画面の入力項目を、任意に追加・拡張することができるようになり、ウェブサイトの運用・管理の手間を大幅に削減することが可能です。これまでも同様な機能を持つプラグインがありましたが、「Movable Type 4.1」では、システムの基本機能として統合することで、操作性やカスタマイズ性がさらに向上し、CMSとして様々な種類のウェブサイトの制作に対応することが可能になります。
さらに、デザインのカスタマイズ性も向上しています。「Movable Type 4.1」では、ウェブサイトを作成するテンプレートをまとめてテンプレートセットとして管理・設定する機能を新たに提供するほか、ブログ記事を編集するエディタ機能を任意の外部ソフトウェアに変更する機能も追加し、多様なニーズにあわせた柔軟なサイト管理を実現します。
ということで、個人的に 4.1 の注目機能は、「カスタムフィールド機能」と「テンプレートセット」でしょうか。
「テンプレートセット」とは、4.0まではテンプレートを1つずつ編集する必要がありましたが、「Movable Type 4.1」ではウェブサイトを作成するテンプレートをまとめて管理・設定する機能らしいです。
Movable Type 4.1 ベータ版のサイトは下記です。
Movable Type 4.1 では、多くのバグフィクス、パフォーマンスの改善、セキュリティ強化に加え、以下のような機能を提供します。
- ブログ記事などの入力フィールドを拡張する、カスタムフィールド機能
- プラガブルになったテキストエディタで、標準の WYSIWYG エディタ以外のエディタの導入も簡単に
- テンプレートセット登録・設定機能で、ウェブサイトで利用するテンプレートの導入が簡単に
- 管理している全てのブログで共通利用できるグローバルテンプレート機能
- 登録ユーザーのプローフィール画像登録・表示機能
- アップロードしたアイテムの情報変更機能
- テンプレートで使用している MT タグの、リファレンスリンク付きリスト表示機能
- ブログ記事・ウェブページ作成ページのリニューアル
- テンプレートタグの追加と拡張
なお、カスタムフィールド機能は、MTOS(オープンソース・ライセンス版)には含まれません。
- Movable Type 4.15 公開ベータテスト開始
- Movable Type 4.1 リリース
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- Movable Type 4.1 追加タグ一覧