Firefox 3.0.9 で「ページのソース」を表示するとクラッシュする問題の対処
最近、Firefox で「ページのソース」を表示するとクラッシュするという事象が続いてました。それも時々ではなく、「ページのソース」を行なうたびにクラッシュしてしまいます。
で、ちょっと検索してみたところ、Firefox 3.0.9 と、アドオンの Html Validator の組み合わせが原因だったようで、巷では割と話題になっていました。
ちなみに、現在 3.0.10 がリリースされ、その問題が解消されています(と思います)。
Html Validator の公式サイトでも以下のニュースが流れてました。
なお、ネットで検索すると、最新の Html Validator 0.8.5.6 は Firefox 3.0.9 対応で、ソースのハイライト表示を無効にしたものになっているという情報が流れています。
確認したところ、0.8.5.6 では、Html Validator オプション画面の「エラーを含む行をハイライト」をチェックしても、エラーのある行がハイライトされません。下の画面のカーソルがある行がエラー行ですが、行全体がハイライトされていません。
Firefox 3.0.10 + Html Validator 0.8.5.6
ただし、Firefox 3.0.10 と Html Validator 0.8.5.2 を組み合わせれば、ハイライト表示が可能になります(下)。
Firefox 3.0.10 + Html Validator 0.8.5.2
これらを表にまとめると、次のようになります。
Firefox | 3.0.9 | 3.0.10 | |
---|---|---|---|
Html Validator | 0.8.5.2 | NG(クラッシュ) | OK |
0.8.5.6 | OK(ハイライトなし) | OK(ハイライトなし) |
以下、Html Validator 0.8.5.6 から 0.8.5.2 にダウングレードする手順です。
Firefox の「ツール」→「アドオン」で Html Validator 0.8.5.6 を削除して、Firefox を再起動。
「Html Validator :: Firefox Add-ons」のページ下の方にある、「すべてのバージョンを表示」をクリック。
バージョン 0.8.5.2 の「Firefox へインストール」をクリック。
あとは通常の手順でインストールすれば OK です。0.8.5.6 をインストールした状態のまま、0.8.5.2 にバージョンを下げることはできません。
なお、0.8.5.2 から 0.8.5.6 の間には他のバグフィックスも含まれているので、暫定対処ということで。
- Firefoxのスクリーンショットで新機能追加
- Firefoxで新しいタブをすぐ右側に開く方法
- Firefoxでメニューバーを表示する方法のまとめ
- Firefoxでスクリーンショットを撮る方法
- FirefoxやChromeで擬似クラス(:hoverや:activeなど)のCSSを検証する方法
- Firefoxで一番左または一番右のタブに一発で移動する方法
- Firefoxで画像表示やJavaScriptをオフにする方法
- JavaScript+Firefoxで新しいウィンドウを開く方法
- Firefox29でリロードボタン・停止ボタンの位置を移動させる方法
- Firefox 25で表示が遅くなった場合の対処方法
- FirefoxでYouTubeの「共有」をクリックしたときに「undefined」が表示される不具合の対処
- FirefoxでPDFの表示が崩れる場合の対処
- Firefoxを高速化する「SpeedyFox」
- Firefox16でMovable Typeのカテゴリ・フォルダ選択ができない不具合について(続き:パッチの適用バージョン調査)
- Firefoxの自動更新を止める方法