薬の約7割がネットで買えなくなる件について
すでにご存知の方も多いと思いますが、薬事法改正により、2009年6月から大衆薬(第1類・第2類)の67%が、ネットや他の通信販売手段(郵便・カタログ・電話等)で購入できなくなります(注)。
「大衆薬」と書いてもピンとこないので、どのような薬が該当するか、下記に掲載します(【楽天市場】医薬品の通信販売継続を求める署名にご協力をより引用)。
- 風邪薬・胃薬のような常備薬(ガスター10・ルル・パブロン等)
- 人前で買うのがためらわれる便秘薬・痔の薬・妊娠検査薬(コーラック・ボラギノール・ドゥーテスト・スコルパ)
- その他、日常的に使うケースの多い医薬品(皮膚薬・禁煙補助など)(ピロエース・ニコレット・ムヒアルファ・ナイシトール)
この件に関して、厚生労働省は2009年5月12日から「薬事法施行規則等の一部を改正する省令の一部を改正する省令案」に関する意見(パブリックコメント:通称パブコメ)の募集を開始していますが、締め切りが5月18日という、パブコメ募集期間としては異例の短さらしいです。
なぜこのように短いのかという理由が、以下のように記されているページがあります。
NPO法人日本オンラインドラック協会 - ヘンテコな規制を変えよう!
厚生労働省が、今回のへんてこな規制を国民に気づかれないうちに、どさくさに紛れて強行突破してしまおうという魂胆が、実に透けて見えます。
たしかに、いくつかの記事をざっと読むと、真っ当な手続きを踏まずに法改正を行いそうな勢いを感じます。
なお、多くのパブリックコメントを寄せることで、この薬事法改正を食い止めることができるかもしれません。
パブリックコメントの投稿(厚労省のページ)
※記入例(NPO法人日本オンラインドラック協会)
参考リンクは下記です。
- WikiPedia - 一般用医薬品
- NPO法人日本オンラインドラック協会
- 厚労省、医薬品販売規制の改正案で意見募集開始--異例の短期間
- 「薬の通信販売禁止」をごり押しする"既得権死守"勢力の隠された狙い
- 【楽天市場】医薬品の通信販売継続を求める署名にご協力を
- 「ネットで薬が買えなくなる?」~厚労省に聞く改正薬事法問題
- dh memoranda - 医薬品のネット販売規制について
注:2年間の経過措置として、離島などの限定された条件であれば継続購入できるようです。
- 「MTDDC Meetup TOKYO 2015」に登壇します
- ブログ開設10周年
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≫ 大衆薬6月からスーパーで値引き ネット販売規制は? from 総務ではたらく女性のブログ*総務ウーマン
今日はあいにくの雨もよう。。
それもそのはず、もうすぐ6月
梅雨ですね
今日は6月1日に施行される
改正薬事... [続きを読む]
はじめまして。
昨日、高校時代の友人から、三木谷氏発のメールが転送されてきて、私も同様の記事と投票を掲載しています。
また、この土・日のあいだに、パブリックコメントを入れるつもりでいます。
>鷹司堂後さん
はじめまして。
コメントありがとうございました。
私もコメントいれようかと思います。