WordPressの「QF-GetThumb」プラグインがPHPのセーフモード環境で動作しない問題の対処

WordPressの「QF-GetThumb」プラグインがPHPのセーフモード環境で動作しない問題の対処

Posted at October 15,2010 1:55 AM
Tag:[Image, Plugin, QF-GetThumb, TroubleShooting, WordPress]

先日エントリーした「WordPressの記事に挿入した画像のサムネイルを表示する「QF-GetThumb プラグイン」」で、PHPのセーフモード環境で正常に動作しない問題の対処方法を紹介します。

QF-GetThumb」は、記事に挿入した画像から自動的にサムネイル(キャッシュ)を生成するプラグインです。

QF-GetThumb プラグイン

1.問題点

XREAやCORESERVERなど、PHPがセーフモードで動作するサーバでは、プラグインが利用するための、キャッシュを保存するディレクトリが正常に生成されないため、プラグインが正常に動作しないようです。

2.対処方法

プラグインファイルqf-getthumb.phpの中にある、qf_get_savepath()関数の以下の部分を変更することで、サムネイルを表示させることができました。

変更内容は、プラグインのデフォルト動作である、サムネイル単位のディレクトリ作成をやめて、ファイルだけを保存するようにしました。ファイル名は重複しないよう、ディレクトリ名をファイル名の一部として利用します。

変更前

…前略…
// 保存ファイル名定義
$file = dirname($file)."/".$folder_name."/".$width."-".$height."x".$crop_w."-".$crop_h."/".$append_text."_".$size."_".basename($file);
…後略…

変更後

…前略…
// 保存ファイル名定義
$file = $base_path."ドメイン以下のパス/".$folder_name."/".$width."-".$height."x".$crop_w."-".$crop_h.$append_text."_".$size."_".basename($file);
…後略…

変数$base_pathにはドメインに対応するパスが設定されています。また、変数$folder_nameには、デフォルトでは「qfgt」が設定されているので、「ドメイン以下のパス」の部分に、必要に応じて任意のパスを設定してください。「ドメイン以下のパス」の末尾には、例に記している通り、スラッシュを与えてください。

設定後、該当のディレクトリは予めFTPツールで手動で作成し、パーミッションを「707」など、セーフモードで動作できるパーミッションにしてください。

かなり雑な修正なので、より良い方法がありましたらご指摘ください。

関連記事
トラックバックURL


コメントする
greeting

*必須

*必須(非表示)


ご質問のコメントの回答については、内容あるいは多忙の場合、1週間以上かかる場合があります。また、すべてのご質問にはお答えできない可能性があります。予めご了承ください。

太字イタリックアンダーラインハイパーリンク引用
[サインインしない場合はここにCAPTCHAを表示します]

コメント投稿後にScript Errorや500エラーが表示された場合は、すぐに再送信せず、ブラウザの「戻る」ボタンで一旦エントリーのページに戻り(プレビュー画面で投稿した場合は、投稿内容をマウスコピーしてからエントリーのページに戻り)、ブラウザをリロードして投稿コメントが反映されていることを確認してください。

コメント欄に(X)HTMLタグやMTタグを記述される場合、「<」は「&lt;」、「>」は「&gt;」と入力してください。例えば「<$MTBlogURL$>」は「&lt;$MTBlogURL$&gt;」となります(全て半角文字)