Movable Type 5.031にアップグレードしました

Movable Type 5.031にアップグレードしました

Posted at November 24,2010 12:03 AM
Tag:[5.031, MovableType, Upgrade]

当ブログを、Movable Type 5.02 から 5.031 にアップグレードしました。

クレジット

以下、アップグレード手順を掲載します。4.xから5.0xのアップグレード方法については手順が若干異なるため、「Movable Type 5.02 にアップグレードしました」を参照してください。

1.ブログのバックアップ

アップグレード前(5.02)のブログのバックアップを取得します。

バックアップした後、正しくバックアップされているかどうか、バックアップファイルを確認した方が良いでしょう。圧縮ファイルでバックアップした場合、バックアップファイルを解凍すれば、XMLファイルなどがテキストエディタで確認できます。
またはバックアップを2回繰り返し、同じサイズになっていれば、経験上大丈夫だと思います。

なお、バックアップはアップグレード前だけでなく、定期的に行いましょう。

2.アプリケーションディレクトリのリネーム

「アプリケーションディレクトリ」は、mt.cgi などがあるディレクトリです。このアプリケーションディレクトリ自体を FTP ツールでリネームして、プログラムを上書きしないようにしています。

例えば、アプリケーションディレクトリ名が

mt

であれば、

mt--

などに変更します。

なお、アプリケーションディレクトリ名を変更した後、一時的にブログ管理画面にアクセスできなくなりますので、注意してください。

3.アプリケーションディレクトリ作成

リネーム前と同じディレクトリを FTP ツールで(同じ位置に)作成します。上の例では、

mt

というディレクトリを作成します。

4.Movable Type 5.031 のアップロード

Movable Type 5.031 のプログラム一式を、アプリケーションディレクトリ配下にアップロードします。

スタティックディレクトリをアプリケーションディレクトリと別のディレクトリに配置している場合は、スタティックディレクトリも手順2~3と同じ要領でディレクトリを作成すると良いでしょう。

5.CGIファイルの属性変更

4項でアップロードした、アプリケーションディレクトリ直下にある各CGIファイル(.cgi)の属性を 644 から 755 や 705 などに変更します(サーバ上でアーカイブを展開した場合はこの作業は不要です)。変更する属性が分からない場合は、旧アプリケーションディレクトリの CGI ファイルを参照してください。

6.ブラウザから mt.cgi にアクセス

mt.cgi にアクセスするとアップグレードが開始画面になるので「アップグレード開始」をクリックします。

アップグレード開始

サインインします。

サインイン

アップグレードが開始します。完了したら「Movable Type に戻る」をクリックします。

アップグレード開始

ユーザーダッシュボードが表示されます。

ユーザーダッシュボード

7.プラグインファイルのコピー

旧アプリケーションディレクトリから必要なプラグインをコピーします。外部のテンプレートセットを利用していた場合は、必ず新しい plugins ディレクトリに外部テンプレートセットのディレクトリを、plugins ディレクトリにコピーしてください。場合によっては mt-static/plugins ディレクトリからのコピーも必要です。

なお、以下の方法を利用すれば、プラグインをコピーする手間が若干省けます。私はこの方法を採用しています。

Movable Type のアップグレードで旧アプリケーションディレクトリのプラグインを新アプリケーションディレクトリにコピーしない方法

以上です。

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