GitHubのMovable TypeソースコードをWindowsで利用する
Movable Typeのソースコード管理がSubversion環境からGitHubに移行しました。
本エントリーでは、Windows環境でGitHub上のMovable Typeソースコードを利用する方法を紹介します。利用可能なソースコードはMTのコア機能です。
1.msysgit(Github for Windows)のダウンロード・インストール
「Github を Windows で利用する(Git GUI編)」を参照し、1項と2項を実行してください。
2.UnxUtils / UnxUpdatesのインストール
「UnxUtils / UnxUpdates による MTOS のビルド」の1項と2項を実行してください。この作業はWindows上でLinux(Unix)コマンドを実行させるためのものです。
「2.パスを通す」ですが、WIndows VISTAやWindows 7であれば、「スタート」→「コンピュータ」を右クリック→「プロパティ」で開いた画面の「システムの詳細設定」をクリックすれば目当ての画面にたどり着くと思います。
3.Movable Typeのソースコードのクローン
クローンは対象リポジトリの内容をローカルにコピーする行為です。
「スタートメニュー」→「Git」→「Git Bash」でGit用のコマンドプロンプトを開きます。
次のように、Windowsのコマンドプロンプトのような画面が開きます。必要に応じてcdコマンドで任意のフォルダに移動してください。
クローンするには次のコマンドを実行します。
$ git clone http://github.com/movabletype/movabletype.git
こんな感じで実行されます。
これで「movabletype」というフォルダの中にソースコードが取り込まれます。コマンドが完了したら次のコマンドを実行します。
$ cd movabletype
$ make me
これでmakeが実行されます。「BUILD_LANGUAGE=ja」を指定する必要はないようです。
こんな感じで終了します。
4.Movable Typeのインストール
makeが完了したら、movabletypeフォルダをXAMPPのhtdocsフォルダ直下にコピーして、ブラウザからhttp://localhost/movabletype/にアクセスすればいつものインストールが開始します。
以下は実際にインストールしたものです。バージョン表示は5.04ですが開発中のMTが表示されています。
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