Objectプラグイン v0.03
Movable Typeのデータベースに対し、任意のフィールドを指定してデータを取得できるObjectプラグインをバージョンアップしました。
1.変更点
MTObjectsタグで次のモディファイアを指定可能にしました。
- start:収集対象オブジェクトの開始日付(YYYYMMDDHHMMSS)
- end:収集対象オブジェクトの終了日付(YYYYMMDDHHMMSS)
- incl:「1」を設定すれば検索条件にstartとendで指定した時刻を含みます「0」または指定なしの場合、startとendで指定した時刻を含みません
- sort:ソート条件。startとendを指定している場合は「authored_on」「created_on」「modified_on」のみ指定可能
- status:記事の公開状態(1:下書き/2:公開/4:日時指定)
また、MTObjectsタブブロック内でMTElseタグを使えるようにしました。
2.使用例
ブログ記事を出力するMTEntriesタグでは日付による範囲指定を行えませんが、MTObjectsタグを利用すれば日付による範囲指定が可能になります。
例えば、ブログ記事ページで1年前のブログ記事タイトルを出力する場合は次のように設定します。
<mt:EntryDate format="%Y" setvar="year" />
<mt:EntryDate format="%m%d" setvar="month_day" />
<mt:SetVar name="year" op="--" />
<mt:SetVarBlock name="start"><mt:GetVar name="year" /><mt:GetVar name="month_day" />000000</mt:SetVarBlock>
<mt:SetVarBlock name="end"><mt:GetVar name="year" /><mt:GetVar name="month_day" />235959</mt:SetVarBlock>
<mt:Objects name="entry" status="2" sort="authored_on" start="$start" end="$end" incl="1">
<mt:if name="__first__">
1年前の今日の記事は
</mt:if>
<a href="<mt:EntryPermalink>"><mt:EntryTitle /></a>
<mt:if name="__last__">
です。
<mt:else>,
</mt:if>
<mt:else>
1年前の記事はありません。
</mt:Objects>
追加した各モディファイアは、ブログ記事コンテキストでのみ動作確認しています。
3.プラグインのダウンロード
最新版のプラグインは下記のページよりダウンロードしてください。
Posted by yujiro このページの先頭に戻る
- Movable Typeでコンテンツタイプのフィールド名を出力する「ContentFieldNameプラグイン」
- Movable Typeで指定したテンプレートのアーカイブパスを取得できる「EntryLinkByTemplateNameプラグイン」
- Movable Type 5でお気に入りリストが作れる「Linklistプラグイン」バージョンアップ
- Objectプラグイン v0.10(ダイナミックパブリッシング対応)
- Object プラグイン v0.02
- CommentCustomFieldプラグイン v0.10
- EntryCategoryID プラグイン v0.10
- CommentCustomField プラグイン v0.04(ラジオボタン・チェックボックス・プルダウンメニュー対応)
- CommentCustomFieldプラグイン v0.02(画像のアップロード対応)
- RecommendedEntry プラグイン
- Split プラグイン
- ArchiveDateFooter プラグイン(MT4.2 対応)
- FolderLink プラグイン
- BlogArchiveRelativeURLプラグイン
- Movable Typeのサブカテゴリやサブフォルダの階層を表示する「SubCategoryDepthプラグイン」
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