Facebookページにアクセスして「通常の接続(http)に切り替えますか?」と表示される問題について
Facebookページのiframeタブページにアクセスすると、コンテンツが表示される代わりに、「通常の接続(http)に切り替えますか?」と表示される事象があるようです。ということで本エントリーでまとめてみました。
1.問題点
セキュアな接続(HTTPS)でFacebookにアクセスしている状態でiframeタブページにアクセスすると、次のようなメッセージが表示される場合があります。
通常の接続(http)に切り替えますか?
Facebookをセキュアな接続(HTTPS)でご利用の場合、このコンテンツを表示することができません。
一時的に通常の接続(http)に切り替えますか?
ログインし直すとセキュアな接続に戻ります。
「続行」をクリックすればコンテンツが表示されます。
「続行」をクリックしたあと、ログアウトして再度ログインすると、再びセキュアな接続でFacebookにアクセスできるようになります。
ちなみに、iframeタブアプリ開発者がセキュアな接続(HTTPS)でそのiframeタブページにアクセスすると、次のようなメッセージが表示されます。
セキュアなタブURLを更新してください
ユーザーがブラウザからセキュア接続(https)を使用してアプリを見ることができるように、開発者コンソールにアクセスしてセキュアなキャンバスページのURLを更新してください。
「続行」をクリックすれば、iframeタブアプリケーションの「Facebook Integration」設定画面にジャンプしてくれます。
2.原因
「通常の接続(http)に切り替えますか?」というメッセージが表示される原因は、次の条件が重なった場合です。
- FacebookユーザーがHTTPSでFacebookにアクセスしている
- iframeタブページの「Page Tabs」の「Secure Tab URL」が設定されていない
つまり、HTTPSでアクセスしている状態でiframeタブへのアクセスがHTTPの場合に、冒頭のメッセージが表示されます。
OKのケースとNGのケースを図に示します。
以前はこの条件が重なった場合でもiframeタブページは表示されたようですが、Facebookの動作が変更されたのかもしれません。
3.対処
対処は以下のいずれかとなります。2つめの対処は厳しいかもしれません。
- FacebookユーザーがHTTPSでFacebookにアクセスしないようにする。
- iframeタブページの「Page Tabs」の「Secure Tab URL」を設定する
1つめの対処の具体的な方法は、まずアカウントメニューの「アカウント設定」をクリック。
マイアカウントの「設定」タブをクリック(選択されていればそのまま次へ)。
「アカウントのセキュリティ」欄の「セキュアな接続(https)」のチェックを外して「保存」をクリック。
本質的な対処でないかもしれませんが、これで常にHTTPでFacebookにアクセスするようになります。HTTPSでアクセスが必要な場合はこの対処は使えません。
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