FacebookのJavaScript SDKをテストできる「JavaScript Test Console」の徹底解説
Facebookのアプリ開発でJavaScript SDKをテストできる「JavaScript Test Console」について紹介します。
1.「JavaScript Test Console」とは
文字通り、Facebook上でJavaScript SDKをテストするためのコンソールで、テキストエリアにFacebookアプリ用のJavaScriptコードを書いて実行させるというものです。
テキストエリアにはアプリ(HTML)の内容を丸ごと記述すればいいようです。その際、JavaScript SDKの読み込みは不要です。
2.「JavaScript Test Console」にログイン
最初は「Status」が「not_authorized」になっているので、「Login」をクリック。
Rellというアプリのログイン画面が表示されるので「Facebookでログイン」をクリック。
なお「このアプリによるFacebookタイムラインへの投稿の公開範囲」というのがあるので、テストを行う場合は、ログイン前に「自分のみ」を選択しておいた方がいいでしょう。
これで「Status」が「connected」になりました。その右にある「Disconnect」をクリックすればRellアプリからログアウトします。「Logout」をクリックするとFacebookからログアウトされるので注意しましょう。
3.サンプルによる動作確認
まずサンプルで動作を確認してみましょう。テキストエリア下にある「Examples」をクリック。
「account-info」をクリックします。他にも多くのサンプルが用意されています。
クリックすると、前の画面に自動的に戻って、テキストエリアにサンプルコードが表示されます。また同時に実行内容がテキストエリア下に表示されます。
実行後、テキストエリア右にはこのようなものが表示されます。
三角マークをクリックすると内容が表示されます。これは実行プログラムの中に埋め込まれた「Log.info()」、つまりログが表示されるようです。
「Log.info()」とログの内容はスクリーンショットのような対応になっています。
ページをリロードすれば、Rellアプリのログイン状態以外はすべてクリアされます。
ログのみをクリアしたい場合は、ログのエリアにマウスをポイントすれば「Clear」が表示されるので、それをクリックします。
4.手入力による動作確認
サンプルでかなりまかなえそうですが、プログラムを手入力する場合の使い方も紹介します。
簡単なところで、次のような「いいね!」ボタンのxfbmlを入力します。手入力した場合は「Run Code」をクリックします。
これで実行されました。
サンプル・手入力にかかわらず、「Run Code」をクリックすれば何回でも実行できます。
5.実行場所の変更
実行場所を変更するには、テキストエリア下にあるプルダウンメニューから「Website」「Canvas」「Page Tab」のいずれかを選択します。
選択すると同時にそのページに移動して、同じようにプログラムを実行することができます。
6.コードの保存
「Save Code」をクリックするとコードが保存されるようです。が、どこに保存されたコードがどうやって再利用できるかは不明です。
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