Movable Type 5.2.2リリースと新機能について
Movable Type 5.2.2がリリースされました。
1.バージョンナンバーポリシーについて
Movable Typeはこれまで「5.x」や「5.xx」というバージョンナンバーポリシーでしたが、5.2から提供されているクラウド版の「Movable Type EZ」と通常のMovable Type(ソフトウェア版と呼びます)を共通管理するために、マイナーバージョンの修正リリースについては、「5.2.1、5.2.2」というビルド番号で付与が行われるようです。
クラウド版は1~2ヶ月程度の短いスパンでバージョンアップされ、すべてソフトウェア版に反映されて(クラウド版より長いスパンで)リリースされるという形になるようです。
2.定型文機能
5.2.2から「定型文」が追加されました。
ブログ記事を作る要領で定型文を作っておき(下)、ブログ記事やウェブページ作成時に定型文を呼び出すことで、記事のフォーマットとして利用することができます。
定型文は複数作成することができます。
定型文の利用方法については、別エントリーで紹介したいと思います。
3.テーマ「Rainier」の追加
5.2.2ではテーマ「Rainier」が追加されました。このテーマはレスポンシブWebデザインに対応しています。
新テーマ「Rainier」を適用したところです。
「Rainier」は主に次のような特徴・機能があります。
- アイテムを利用したカバー画像・タイトル表示・ファビコン・og:imageの設定が可能
- ウェブページを使ったナビゲーション表示が可能
- クラシックブログ向けスタイルの利用が可能
Rainierの利用方法については、別エントリーで紹介したいと思います。
3.その他の機能および修正点
5.2.2のその他の機能および修正点です。
- iOS6以降のiPhone/iPadでスマートフォン・オプションから画像アップロードが可能(同名ファイルが存在する場合、自動的に任意のファイル名に変更)
- Movable Type Advancedが5.2となりWindows Azureに対応
- run-periodic-tasksを使った指定日公開の実行時に処理日時をログ出力
- ダイナミックパブリッシングのテンプレートタグのモディファイアに引数を3個以上渡すことが可能
- リッチテキストエディタの拡張プラグインでconfig.yamlファイルにMTタグの利用が可能
修正点については公式サイトのリリースノートを参照ください。
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