Movable Type5.2のTinyMCEを5.1のボタンに戻す方法
Movable Type5.2でデフォルトのリッチテキストエディタとなったTinyMCEを、MT5.1xで使っていたデフォルトのボタンに戻す方法を紹介します。
MT5.1のボタンをカスタマイズして使っていたものを5.2に継承したい場合や、CKEditorといった他のエディタに変更したい場合にこの技が使えます。
1.MT5.1xのテキストエディタに戻す
公式ドキュメントには記載されていませんが、TinyMCEはプラグインとして提供されています。
よって、TinyMCEプラグインを無効にすることで、以前のエディタが使えるようになります。
プラグインを無効にするには、システム管理画面の「ツール」→「プラグイン」をクリック。
「TinyMCE」の右側にある「無効」をクリック。
「プラグインを無効にしますか?」というダイアログが表示されるので「はい」をクリック。
これで無効になりました。
冒頭のスクリーンショットのリッチテキストエディタだけでなく、下のスクリーンショットのように、他のフォーマット「なし」「改行を変換」などにも適用されます。
TinyMCEではプラグインを使って機能を拡張できますが、「リッチテキスト」以外のフォーマットのボタン拡張が結構厳しそうだったので、リッチテキストを使っていない方は5.1ライクなボタンの方が拡張しやすいかもしれません。
ちなみに5.1でボタンを拡張するためのプラグインは以下です。
「TinyMCEプラグインを無効にすれば旧エディタが使えるようになる」というのは、当たり前といえば当たり前なのですが、公式ドキュメントではバージョン5.2でTinyMCEに完全に移行したようにも読み取れるので、この方法に気がつくのに時間がかかってしまいました。
2.CKEditorを利用する
MT5.2以前で使えていた人気プラグイン「CKEditor for Movable Typeプラグイン」をインストールして、TinyMCEプラグインを無効にすればCKEditorで編集が可能になります。
CKEditorプラグインをインストールしたMT5.2の編集画面
3.注意事項
TinyMCEプラグインを無効にすると、バージョン5.2.2で追加された「定型文」が表示されなくなります。
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