Firefoxでタブを縦に表示できるアドオン「Tree Style Tab」
Firefoxでタブを縦に表示できるアドオン「Tree Style Tab」を紹介します。
以前、Google Chromeの「Sidewise Tree Style Tabs」を紹介しましたので、それとの比較も踏まえながら解説します。
1.概要
本エントリーで紹介する「Tree Style Tab」は、タブを縦に表示し、名前の通り、タブをツリー化することが可能です。
2.インストール
メニューバーの「ツール」→「アドオン」をクリック。
「Tree Style Tab」で検索。
表示された「ツリー型タブ(Tree Style Tab)」の右側にある「インストール」をクリック。
「今すぐ再起動する」をクリック。
これでタブが縦に表示されます。
「Sidewise Tree Style Tabs」とのもっとも大きな違いは、既存のタブが表示されなくなる点です。
3.使い方
通常のタブと同じように、タブをクリックすればページが表示されます。
Google Chromeの「Sidewise Tree Style Tabs」は複数ウィンドウもツリー表示しますが、Firefoxではウィンドウごとにツリーが括り付けられます。
赤枠のバーの部分をクリックすれば、すべてのタブを非表示にできます。ドラッグすればタブの幅も調節できます。
タブのツリー化も可能です。たとえばはてなブックマークで見たいページをクリックすると、
開いたページのタブがリンク元のページのツリーとして表示されます。
つまりどのページを起点にして開いたかが視覚的に分かりやすくなりてます(target="_blank"が設定されている場合。設定されていない場合はCtrlキーを押してクリックすれば子タブで開く)。
子タブを親の階層に移動するには、下のように親階層の下(または上)に太線が出る位置までドラッグします。
これでひとつ上の階層に移動します。
逆に子階層に移動させるには、任意の親ページに重なるようにドラッグします。
また、ページをたくさん開いている状態で親ページの▼(赤丸部分)をクリックすれば、
折りたたんですっきりさせることができます。
5.設定
設定画面を開くには、「ツール」→「アドオン」→「Tree Style Tab」→「設定」をクリック。
以下、各設定項目について解説します。項目はすべて日本語なので詳細は割愛します。
外観
表示位置やタブのスタイルを設定します。
メニュー
タブのコンテキストメニュー(右クリックで表示されるメニュー)の表示項目を設定します。
新しいタブ
新しいタブの開き方について設定します。
自動的に隠す
タブの表示方法や振舞いについて設定します。
ツリー
ツリーの振舞いについて設定します。
詳細
ツールチップなどの振舞いについて設定します。
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