jQueryでCSSのimportantを指定する方法
jQueryでCSSのimportantを指定する方法を紹介します。
1.問題点
jQueryでCSSの設定を行う場合、css()を利用します。
<script src="http://ajax.googleapis.com/ajax/libs/jquery/1.9.1/jquery.min.js"></script>
<script>
$(function(){
$('.foo').css('color', '#f00');
});
</script>
<p class="foo">Hello!</p>
ただし、importantを指定するときに次のように記述しても有効になりません。
<script>
$(function(){
$('.foo').css('color', '#f00!important');
});
</script>
2.jQueryでCSSのimportantを指定する
jQueryでCSSのimportantを指定するには「cssText」を利用します。
<script>
$(function(){
$('.foo').css('cssText', 'color: #f00!important');
});
</script>
cssTextはimportantの有無に関係なく、通常のCSSの設定でも利用できます。
3.cssTextとは
cssTextは、CSSを「プロパティ: 値」という、実際のテキスト形式で読み書きするための機能です。
JavaScriptでは次のように記述すれば、プロパティと値を設定することも可能です。
document.body.style.cssText = 'color: #f00;';
次のように記述すれば、一番最初のセレクタのプロパティと値を取得できます。
<script>
var stylesheet = document.styleSheets[0];
console.log(stylesheet.cssRules[0].cssText);
</script>
4.cssTextに複数のプロパティと値を設定する
話がそれますが、cssTextに複数のプロパティと値を設定するには、単純に連結してください。
<script>
$(function(){
$('.foo').css('cssText', 'color: #f00;' + 'margin: 10px;');
});
</script>
連結する場合、区切りのセミコロンを忘れないように気をつけましょう。
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