Movable Typeでプレビューファイルを残すことができる「PreviewFileSaverプラグイン」
Movable Typeでプレビュー時のファイルを残すことができる「PreviewFileSaverプラグイン」を公開します。
1.MTのプレビュー機能について
Movable Typeのプレビュー機能では、プレビュー時に
mt-preview-382655ae9353f1d6c0ddc3b5e86f25ee21a787b8.html
といったファイルを作成し、このファイルを表示することでプレビューを実現しています。
MT5.2.3のソースコードを確認したところ、プレビューファイルを削除する契機は、ブログ記事の場合であれば、
- プレビュー画面で「このブログ記事を編集する」をクリックして編集画面に戻るとき
- プレビュー画面で「このブログ記事を公開する」をクリックして記事を公開するとき
などになっているようです。
削除は、プレビューを行ったときに保持しているセッション情報を元にしています。ファイルの削除と同時に、プレビュー時のセッション情報も削除します。
2.本プラグインの機能
「PreviewFileSaverプラグイン」を利用すれば、上記の契機でファイルを削除しないようにすることができます(セッション情報は削除します)。
通常、プレビューファイルを再利用することはないと思いますが、例えば公開前のプレビューファイルを残して、そのファイルをMTユーザー以外の人に見せてチェックしてほしいという場合に使えるかもしれません。
プレビューファイルが残っている場合、同じセッションであれば次回のプレビューで上書きされます。異なるセッションでプレビューすれば、別のプレビューファイルが残ることになります。
3.プラグインのダウンロード・インストール
下記のリンクをクリックして、プラグインアーカイブをダウンロードします。
プラグインアーカイブを展開し、pluginsフォルダにあるPreviewFileSaverフォルダをMovable Typeのアプリケーションディレクトリのpluginsディレクトリにアップロードします。
システム管理画面のプラグイン設定画面で、「PreviewFileSaver~」が表示されればインストール完了です。
4.注意事項
このプラグインを利用すると、すべてのウェブサイト・ブログのプレビューファイルが残ります。
また、テンプレートのプレビューでもファイルが残ることになります。
- Movable Typeのプレビューでブラウザの「戻る」ボタンを使えるようにする「BrowserBackButtonEnablerプラグイン」
- Movable Typeのプレビューを別画面で開く「PreviewTargetChangerプラグイン」バージョンアップ
- Movable Typeのテンプレートで任意のページのプレビューができる「TemplatePreviewSelectorプラグイン」
- Movable Typeで未公開の記事をプレビューできる「PreviewDraftEntriesプラグイン」
- Movable Typeで記事のプレビューが別ウィンドウで行える「PreviewTargetChangerプラグイン」v0.10
- Movable Typeで記事のプレビューが別ウィンドウで行えるプラグイン「PreviewTargetChanger」をバージョンアップ
- Movable Typeのプレビューを別ウィンドウで開く「PreviewTargetChangerプラグイン」