VB/VBAの「Dim」の意味
VBやVBAで変数宣言するときの「Dim」の意味について調べてみました。
仕事でExcel VBA(Visual Basic for Applications)を使う機会があったので、当ブログでもいくつかまとめることにします。
1.変数の宣言
VBA変数の宣言には「Dim」を利用します。変数名と同時に型も宣言します。
Dim 変数名 As データ型
2.「Dim」の意味
本題ですが、Dimは「Dimension」の略のようです。
Dimensionは「次元」という意味があります。また「寸法、容積」といった意味もあります。
3.変数の宣言で「Dim」を使う理由
以前のMicrosoft BASICという言語では、そもそも変数を宣言する必要はありませんでした。
ただし、配列を使いたいときは変数宣言が必要でした。理由は、サイズを明示的に指定してメモリ領域を確保する必要があったためと思われます。
2項に記したとおり、Dimensionは「次元」を意味することから、配列変数の宣言の「Dim」には「1次元配列の宣言」「2次元配列の宣言」という意味があったと思われます。
ということで、Dimを使った変数宣言は配列変数だけが対象でしたが、VBやVBAでは配列変数だけでなく、他の変数も含め、変数全体を宣言する命令に変わったようです。
4.参考サイト
参考サイトは以下です。ありがとうございました。
- Dim ステートメント (Visual Basic) - MSDN - Microsoft
- Visual Basicなどで変数を定義するときに使う
- MicroSoft BasicのDim文とVisualBasicのDim文の違い
Posted by yujiro このページの先頭に戻る
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