Firebugの起動が遅い場合の対処
Firefoxのアドオン、Firebugの起動が遅くなった場合の対処方法を紹介します。
ネットで調べてもまったくヒットしなかったのですが、Firebugの設定を色々を変えてみたところ解消しました。
1.問題点
たとえば「Yahoo!JAPAN」のページを開きます。
ページの任意の位置で右クリックして「Firebugで要素を調査」を選択。
通常であれば下のFirebugの画面がすぐに表示されるのですが、この画面に切り替わるまで20秒程度かかるようになりました。
Firebugの画面を閉じる場合も同じくらいの時間がかかります。
タブを常時数十枚開いているせいかもしれませんが、これでは遅すぎて実用に耐えられるレベルではありません。
2.起動が遅い原因
Firebugで「コンソール」「HTML」「CSS」「スクリプト」「DOM」「ネット」など、複数の機能をうっかり有効にしてしまっていたのが原因のようです。
3.対処方法
Firebugで有効・無効を選択できる機能は、
- コンソール
- スクリプト
- ネット
- Cookie
の4種類のみです。
この4種類について有効・無効の組み合わせを試してみたところ、「コンソール」「スクリプト」「ネット」の3種類を無効にすることで劇的に早くなることが分かりました。
冒頭のFirebugの画面は、起動に1秒もかからなくなりました。
また、さらにその後、「コンソール」「スクリプト」「ネット」の3種類を有効に戻しても遅くなる事象は発生しなくなりました(念のため最初から無効だった「Cookie」についても有効⇒無効の操作を行いました)。
もしかしたらFirebugで保持しているキャッシュのようなものがクリアされて、元のパフォーマンスに戻ったのかもしれません。
ということで、Firebugの起動が遅いと感じ始めたら上記の手順を行ってみてはいかがでしょうか(それで完全に解消することが保証できるものではありませんが)。
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