Officeでファイルを開くのが遅い場合の対処
ExcelやWordなど、Officeファイルを開くのが遅い場合の対処方法を紹介します。
1.問題点
ネットワーク上のExcelファイルやWordファイルを開くときに時間がかかることがあります。
このような場合、レジストリを修正することで事象が改善するという記事をみつけたので、本エントリーでOfficeでファイルを開くのが遅い場合の対処方法を紹介します。
2.レジストリを修正する
「スタート」メニューの「プログラムとファイルの検索」のテキストフィールドに「regedit」を入力してリターン。
レジストリエディタが開きます。
左側のツリーを次のように展開
HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\番号\Common\Open Find
「番号」の部分は、Officeバージョンによって次のようになります。
- Office 2003:11.0
- Office 2007:12.0
- Office 2010:14.0
「Open Find」を右クリックして、「新規」→「DWORD(32ビット)値」をクリック。
「新しい値 #1」を編集状態になるので、
そこに「EnableShellDataCaching」と入力してリターン。
「EnableShellDataCaching」を右クリックして「修正」をクリック。
「値のデータ」の値を「1」に変更して「OK」をクリック。
「1」が設定されました。
「ファイル」→「レジストリエディタを終了」を選択してレジストリエディタを閉じます。
なお、この変更によって事象が改善するかどうかは環境に依存するものと思われます。予めご了承ください。
3.参考サイト
参考サイトは以下です。ありがとうございました。
Posted by yujiro このページの先頭に戻る
- Office(Woprd/Excel/PowerPoint)の貼り付けで「貼り付けオプション」を表示させない方法
- WordやExcelで「保存する必要がなければ、 読み取り専用で開いてください。」というダイアログを非表示にする方法
- Officeの入ってないPCでWordやExcelを開く方法
- ExcelやWordなどのOfficeファイルにPDFや他のOfficeファイルを埋め込む方法
- OfficeをインストールせずにWordやExcelを開く方法
- Office(Excel/Word/PowerPoint)でテキストの色を一括置換する方法
- ExcelやWordの起動が遅くなる問題の対処
- Word・Excel・PowerPoint・PDFの差分や変更点を比較できるフリーソフト「WinMerge」
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