Excelのアンドゥ回数を変更する方法
Excelのアンドゥ回数を変更する方法を紹介します。
1.はじめに
Excelではアンドゥ回数があらかじめ決められています。
Excel 2003以前では16回まで、Excel 2007以降では100回までアンドゥすることができます(100回で止まることはExcel 2010で確認済み)。
ちなみにアンドゥ回数が増えれば、元に戻すための履歴を保存するためにより多くのメモリ(RAM)を消費し、Excelのパフォーマンスに影響するため、Excel 2007以降であれば現在よりも回数を減らすという手もありそうです。
ということで、アンドゥ回数を変更する場合の方法を紹介します。
2.Excelのアンドゥ回数を変更する
Excelのアンドゥ回数を変更するにはレジストリを編集します。
「スタート」メニューの「プログラムとファイルの検索」のテキストフィールドに「regedit」を入力してリターン。
レジストリエディタが開きます。
左側のツリーを次のように展開
HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\番号\Excel\Options
「番号」の部分は、Officeバージョンによって次のようになります。
- Office 2003:11.0
- Office 2007:12.0
- Office 2010:14.0
「Options」を右クリックして「新規」→「DWORD(32ビット)値」をクリック。
「新しい値 #1」が編集状態になるので、
そこに「UndoHistory」 と入力してリターン。
メニューバーから「編集」→「修正」を選択。
「表記」から「10進数」を選択して「値のデータ」に1~150の値を設定して「OK」をクリック。ここでは「20」を設定します。
「20」が設定されました。
「ファイル」→「レジストリエディタを終了」を選択してレジストリエディタを閉じます。
これでExcelを再起動すれば、アンドゥが20回までに変更されます。
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