VDSLアダプタの「VDSL LINK/ACT」ランプがゆっくり点滅したらNTTフレッツ・サポートセンタへ連絡
インターネット接続にNTTのフレッツ光(マンションタイプ・ひかり電話契約なし)を使っているのですが、昨日突然接続できなくなるという事態が発生しました。
状況はタイトルのとおり、VDSLアダプタの「VDSL LINK/ACT」というランプがゆっくり点滅している状態です。
文字で説明しても分かりにくいので動画を撮りました。
下の動画の上から2つめのゆっくり点滅しているランプが「VDSL LINK/ACT」で、これが故障状態です。
上から3つめの「LAN LINK」が点灯していいたり、一番下の「ACT」ランプが一瞬点灯したりしますが、今回の事象とは無関係なので無視してください。
故障かどうかを見分けるには、まず壁のモジュラージャック(壁についているRSコンポーネンツなどで市販されている部品)からケーブルでVDSLアダプタだけを接続し、VDSLアダプタの電源をいれます。
最初、「VDSL LINK/ACT」というランプはゆっくり点滅しますが、数分(1~2分)経ってこのランプが点灯すれば正常です。
数分経っても「VDSL LINK/ACT」というランプがゆっくり点滅し続けていれば、NTT設備側の故障の可能性が高いです。
なお、モジュラージャックが家に複数設置されている場合、すべてのモジュラージャックで同じ事象が発生するかどうかを確認した方がよいでしょう。
またひかり電話を使っていたり、VDSLアダプタによって名称やランプ位置、点滅状態は異なるかもしれないので注意してください。
このエントリーで紹介しているVDSLアダプタは、VH-100「4」E「S」と書かれていました。
1.「セットアップほっとライン」に連絡
フレッツ導入時の接続時も同じような状況でつまづいた気がしたので、VDSLアダプタのマニュアルに載っていた「セットアップほっとライン」というところに連絡しました。
で、担当の方に、
- 何回接続を試みても「VDSL LINK/ACT」がゆっくり点滅した状態から変わらない
- 以前、LANケーブルの接続や電源の投入手順を教えてもらって回復した
ということを伝えたのですが、
「『接続順序』や『投入手順』とはどういうことでしょうか?」
とか、
「こちらでは分かりかねますので、ご契約のプロバイダなどに連絡をとっていただかないと…」
とか訳の分からないことを言われ始めたので、
「NTTで対応できるところはありませんか?」
と聞いたところ、フレッツ・サポートセンタ(0120-000-113)を教えてもらいました。ただし、
「17:00~翌9:00までは留守番録音での対応です」
と付け加えられました(後述しますがこれは半分ウソです)。
ちなみにセットアップほっとラインの電話を切ったのは18:00を過ぎてました。
2.フレッツ・サポートセンタに連絡
が、一刻も早く治したいので、すぐにフレッツ・サポートセンタに電話をかけ、留守番録音に、
「『VDSL LINK/ACT』ランプがゆっくり点滅した状態から変わりません、連絡先は…」
と用件を伝えました。
すると、30分も経たないうちにフレッツ・サポートセンタから折り返し電話がかかってきました。
どうやら用件を伝えるのが留守番電話になっているだけで、応対は17:00~翌9:00でも行ってくれるようです。
かかってきた電話では、こちらから状況を説明するまでもなく「NTT設備側の故障なので修理に伺います」と言われ、翌日の午前中に修理に来ていただくことになりました。
余談ですが、このとき、
「建物にあるVDSL集線装置のカギを空けておいてください」
といわれたので、マンションのすぐ近くにある管理会社に出向いて、若い店員さんに用件を伝えると、
- マンション名を聞き間違えたようで、「大家さんに連絡してください」と言われた(うちのマンションは大家さんと連絡をとらないでくれと管理会社から言われていたのでおかしいと思った)
- カギはVDSL集線装置のカギではなくマンションの入り口のカギと思いこんでいたらしく、当日の午前中になってカギが用意できていなかった(それじゃそもそも私が建物にはいれないと思うのですが…)
と、セットアップほっとラインの担当の方を上回るグダグダな人で疲れました。
3.修理
修理には担当の方が1名こられて、建物の外に設置してあるVDSL集線装置からVDSLアダプタまでの切り分けを行ってもらいました。さすがにこの方は大丈夫な感じでした。
VDSL集線装置から部屋のモジュラージャックまでは問題ないらしく、何回か接続を試みて回復するところまで進展したのですが、数分たつと再び切断されるという、切り分けが難しい状況に。
最終的にはモジュラージャック~VDSLアダプタが被疑箇所ということで、
- VDSL集線装置から伸びている壁のモジュラー付近の線を少し短くした(接触不良解消)
- インラインフィルター設置(ノイズを除去効果あり)
- モジュラージャックとVDSLアダプタを接続するコードも新しいものに取り換え(接触不良解消)
という処置を行ってもらい、10分ほど事象が再発しないことを確認してようやく修理が完了しました。
ちなみに回復したあとの正常な状態の動画が下で、「VDSL LINK/ACT」ランプが点灯していることが分かります。
4.注意事項
今回はNTT設備側の故障(VDSLアダプタもレンタル)だったので無料(インラインフィルターも無料)でしたが、故障箇所によってはこちらで負担しなければならないケースもあるようで、その場合派遣費だけで最低7500円かかるようです。
ただ、今回のように「VDSL LINK/ACT」ランプがゆっくり点滅している場合は、フレッツ・サポートセンタ(0120-000-113)に連絡してみるのが解決の近道と思われます。
フレッツ・サポートセンタの電話番号は変更になる可能性があるかもしれないのでご注意ください。
5.その他
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