Googleウェブマスターツールでインデックスされたページを削除する方法
Googleウェブマスターツールでインデックスされたページを削除する方法を紹介します。
1.はじめに
現在、SEO対策中でGoogle検索結果としてインデックスされた不要なページをmeta要素(content="noindex")で順次削除しています。
で、「インデックスされたページを404にしたあとにGoogleウェブマスターツールでインデックスから削除する方法」を利用してインデックスから削除するよう該当ページに対してクロールを促しているのですが、インデックスから削除される気配がまったくありません。
ということで、Googleウェブマスターツールでインデックスされたページを強制的に削除する方法を試してみることにしました。
参考までに、不要と思われるページが表示されているGoogle検索結果のスクリーンショットを掲載しておきます。
上のスクリーンショットは、サイト検索(「site:」で検索)に加えて「アーカイブ」という単語を除いた形で検索した結果です。
ご覧のとおり、URLしか表示されていないページがいくつか表示されています。
これはMovable Typeの機能にある画像をポップアップ表示するためのページで、HTMLマークアップにはimg要素しかありません。
<html>
<body topmargin="0" leftmargin="0" marginheight="0" marginwidth="0">
<img src="http://~略~/20050601_TypeMover2.jpg" />
</body>
</html>
このポップアップ用HTMLは現在は使っていませんが、過去の記事で使っていたときのものが相当数残っているようです。
ということで、当然インデックスから除外したいページです。
なお、URLで直接検索しても検索結果が表示されるため(下)、インデックスされていると判断しました。
2.インデックスされたページを削除する
削除する前に、削除対象ページは以下のいずれかの条件になっていることが必要です。
- アクセスすると404または410になる
- robots.txtでブロックされている
- noindexメタタグでブロックされている
参考:Google ウェブマスター向け公式ブログ - Google のインデックスからコンテンツを削除する方法
続いて、ウェブマスターツールからの削除手順です。
ウェブマスターツールの左メニューから「Googleインデックス」→「URLの削除」をクリック。
「新しい削除リクエストを作成」をクリック。
削除したいURLを入力して「続行」をクリック。
削除URLに間違いがないか確認し、「理由」を選択します。ここでは「検索結果とキャッシュからページを削除」を選択します。ディレクトリの削除も可能ですがここではページの削除を選択します。
「リクエストを送信」をクリック。
これで登録されました。登録直後のステータスは「保留中」となるようです。
削除結果については本エントリーに追記するか、別エントリーします。保留中のURLは数時間で削除されました。
なおURLの削除が終わると、「URL の削除」ページから該当ページが表示されなくなるので、削除されたかどうかはGoogle検索で表示されないことを確認した方がよいでしょう。
3.ウェブマスターツールでページがインデックスから削除されたことを確認
削除したURLはウェブマスターツールの「インデックスステータス」→「詳細」で確認することができます。
下のグラフの「削除済み」が削除リクエストしたページ数になります。
ウェブマスターツールの説明では、「削除済み」は「URL削除リクエストの結果としてGoogleの検索結果から削除されたURLです。」を意味しています。
2014.08.03
実施結果を追加しました。
2014.09.04
3項を追加しました。
- ウェブマスターツールで被リンクを調べる方法
- noindexが使えない形式のファイルにnoindexを適用する方法
- Googleウェブマスターツールの「URLパラメータ」の使い方
- Googleウェブマスターツールにサイトを登録する方法
- Google ウェブマスターツールの「robots.txt テスター」の使い方
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