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プログラムの「アウトデント」について
プログラムの「アウトデント」について紹介します。
1.はじめに
プログラムを書くときには、通常「インデント(字下げ)」を使う機会が多いと思います。
インデントとは次のようなものを指します。プログラムを読みやすいように4文字ずつ右側に字下げしています。
function get_attachment_template() {
global $posts;
if ( ! empty( $posts ) && isset( $posts[0]->post_mime_type ) ) {
$type = explode( '/', $posts[0]->post_mime_type );
if ( ! empty( $type ) ) {
if ( $template = get_query_template( $type[0] ) ) {
return $template;
} elseif ( ! empty( $type[1] ) ) {
if ( $template = get_query_template( $type[1] ) ) {
return $template;
} elseif ( $template = get_query_template( "$type[0]_$type[1]" ) ) {
return $template;
}
}
}
}
return get_query_template( 'attachment' );
}
で、字下げを元に戻す「アウトデント」という手法があることを知りましたので、本エントリーで紹介します。
2.アウトデントのつかいどころ
この単語をみつけた「Perl スタイルガイド」のサンプルをそのまま引用します。
LINE:
for (;;) {
statements;
last LINE if $foo;
next LINE if /^#/;
statements;
}
Perlが読めない人はちょっと分かりにくいかもしれませんが、4行目のlast文(for文の強制終了)を使うときに2文字文アウトデントしています。
アウトデントにより、処理が途中で終わるケースがあることを明示しています。
ただ、このようなアウトデントしたプログラムはこのサンプル以外見かけたことがないので、一般的とは言えないと思われます。
が、テクニックとして使い道はありそうな気がします。
ちなみにデバグするときには、print行だけを一番左にアウトデントしていることはよくあります。
Posted by yujiro このページの先頭に戻る
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