Windowsのバッチ起動でコマンドプロンプトを自動的に閉じない方法
Windowsのバッチ起動でコマンドプロンプトを自動的に閉じない方法を紹介します。
1.問題点
Windowsで作成したバッチファイル(.bat)をダブルクリックで起動するとコマンドプロンプトが開きますが、処理が終了すると自動的に閉じられます。
ただバッチの内容にエラーなどがある場合、エラー内容がコマンドプロンプトに表示されるのですが、すぐに画面が閉じてしまうためエラーを確認することができません。
ということで、コマンドプロンプトを自動的に閉じない方法を紹介します。
2.コマンドプロンプトを自動的に閉じないようにする
コマンドプロンプトを自動的に閉じないようにするには、バッチの最後にpauseコマンドを追加します。
pause
pauseは、バッチの処理を一時停止し、「続行するには何かキーを押してください . . .」のメッセージを表示してユーザーからのキー入力を待つためのコマンドです。
pauseが実行されると、
続行するには何かキーを押してください . . .
と表示されるので、任意のキーを入力すればコマンドプロンプトが終了します。
なお、「続行するには何かキーを押してください . . .」のメッセージ表示しないようにするには、
pause > nul
とすればよいでしょう。
nul(またはNUL)は、デバイスファイル名の一種で、中身のないファイルを表します。
ここではリダイレクトを使ってnulにpauseの実行結果を書き込んでいますが、実際にはnulというファイルは存在しません。
Posted by yujiro このページの先頭に戻る
- パッチをあてる(その3:patchコマンドの-pオプションについて)
- パッチをあてる(その2:パッチを作る)
- パッチをあてる(その1:適用方法)
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