Google Chromeで表示したページのHTMLソースをダウンロードする方法
Google Chromeで表示したページのHTMLソースをダウンロードする方法を紹介します。
1.問題点
前置きが長くなりますが、Firefoxとの動作の比較からChromeでの問題点を説明します。
まず、次のHTMLマークアップのページがあるとします。
<!doctype html>
<html>
<head>
<meta charset="UTF-8" />
<title>テスト</title>
<link rel="stylesheet" href="styles.css">
</head>
<body>
<div id="container">
<h1>test</h1>
<div id="content">
<h2><a href="http://user-domain/test.html">テスト</a></h2>
<p>本文です本文です本文です本文です本文です</p>
</div>
</div>
</body>
</html>
このページは、ブラウザで下のように表示されます。
FirefoxでこのページのHTMLソースをダウンロードするには、ページ上を右クリックして「ページのソースを表示」を選択。
これでHTMLソースが表示されます。
あとは、「ファイル」→「名前をつけてページを保存」を選択すればHTMLソースを保存できます。
下記は保存したファイルをエディタで開いたところです。
これと同じ操作をChromeで実施してみます。
表示されたページ上で右クリックして「ページのソースを表示」を選択。
表示されたソース上を右クリックして「名前をつけて保存」を選択すればHTMLソースを保存できるようにみえます。
が、保存したファイルをエディタで開くと、次のように余分なタグが付与され、かつ圧縮された状態でしか保存できません。
できればFirefoxのように元のままのソースをダウンロードしたいです。
ここまで読まれた方は、「ページ上で右クリックして『名前をつけて保存』を選択すればいいんじゃないの?」と思われるかもしれません(下)。
その方法は認識していますが、画像など余分な資材をダウンロードしたくないときもありますし、HTMLも一部変更されてしまうなど、この方法を避けたいケースがあります。
また、表示されたソースコードを全選択してエディタに貼り付ける案もありますが、文字コードや改行コードが反映されません。
そういうわけで、この作業は普段Firefoxで行っています。
が、Chromeでも同様の作業が行えないか調べてみたところ、方法がみつかりました。
ということで、Chromeで表示したサイトのHTMLソースをダウンロードする方法を紹介します。
2.Chromeで表示したサイトのHTMLソースをダウンロードする
ページ上で右クリックして「要素を検証」をクリック。
「Sources」タブをクリック。
このような感じでソースが表示されます。もしソースが表示されていない場合は、右側のツリーから該当のファイル名をクリックしてください。
ソースが表示されているエリアを右クリックして「Save as...」を選択し、任意のファイル名をつけて保存します。
これで元のソースコードがそのまま(文字コード・改行コード含め)保存されます。
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