ExcelのSUMIF関数の使い方

ExcelのSUMIF関数の使い方

Posted at April 8,2015 12:55 AM
Tag:[Excel]

ExcelのSUMIF関数の使い方を紹介します。

1.はじめに

ExcelのSUM関数は、単純に指定されたセルの値を合計します。

下のスクリーンショットはC2~C10セルの合計をC11セルのSUM関数で表示したものです。

SUM関数で表示

このときのC11セルの関数式は、

=SUM(C2:C10)

となります。

が、実際にはある条件に合致したものだけを合計したい場合があります。

たとえば以下は1月から3月の出費を示したものです。

1月から3月の出費

この中から次のように「食費」だけを合計したい場合があります。

「食費」だけを合計

このケースで威力を発揮するのがSUMIF関数です。

2.SUMIF関数で条件に合ったものだけを合計する

条件に合ったものだけを合計するには、次のような関数をC11セルに設定します。

=SUMIF(B2:B10,"食費",C2:C10)

これで食費の合計「110000」がC11セルに表示されます。

SUMIF関数で表示

SUMIF関数のパラメータは次のようになります。

  • 第1パラメータ:条件としたい値を含むセルを指定
  • 第2パラメータ:検索する条件を指定。文字列や式を指定する場合は「"」で括る
  • 第3パラメータ:計算したい値を含むセルを指定

SUM関数は「合計する」という意味ですが、SUMIF関数は「もし~であれば合計する」とう意味になります。

パラメータの順序を覚える方法としては、仮に

=SUMIF(A,B,C)

としておき、

もし「A」のセルの値が「B」であれば「C」のセルにある値を合計する

という風にするとよいでしょう。

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