Excelで「#N/A」や「#DIV/0!」を表示させない方法
Excelで「#N/A」や「#DIV/0!」を表示させない方法を紹介します。
1.はじめに
「Excelの「#DIV/0!」の意味」でエントリーしたとおり、セル上で割り算をするときに、分母が「0」または空セルの場合、「#DIV/0!」が表示されます。
0で割った場合もこのエラーを表示させないようにしたいのですが、方法が分かりません。
ということで、ここでは「#DIV/0!」を表示させない方法を例に、エラーになる場合にエラーを表示させない方法を紹介します。
2.「#DIV/0!」を表示させない方法
「#DIV/0!」を表示させないためには、たとえば、
=B2/C2
という計算式が設定されているセルを
=IFERROR(B2/C2, "")
という風に、IFERROR関数を利用します。
これにより、分母を0で割った場合でもエラーが表示されなくなります。
下記の例は、D2セルに「=B2/C2」という計算式を設定していますが、分母(C2セル)が0であるにもかかわらず、D2セルに「#DIV/0!」が表示されていません。
3.IFERROR関数について
IFERROR関数は、数式の結果がエラーの場合はIFERROR関数で指定した値をそのまま返し、正常に計算できた場合は通常通り、数式の結果を返します。
IFERROR関数のフォーマットは次のとおりです。
IFERROR(値, エラーの場合の値)
「エラーの場合の値」には任意の文字列を設定できます。
たとえば、
=IFERROR(B2/C2, "計算ミスです")
としておけば、0で割ったときに「計算ミスです」を表示することができます。
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