Excelで「#N/A」や「#DIV/0!」を表示させない方法

Excelで「#N/A」や「#DIV/0!」を表示させない方法

Posted at May 27,2015 12:55 AM
Tag:[Excel]

Excelで「#N/A」や「#DIV/0!」を表示させない方法を紹介します。

1.はじめに

「Excelの「#DIV/0!」の意味」でエントリーしたとおり、セル上で割り算をするときに、分母が「0」または空セルの場合、「#DIV/0!」が表示されます。

Excelで「#DIV/0!」

0で割った場合もこのエラーを表示させないようにしたいのですが、方法が分かりません。

ということで、ここでは「#DIV/0!」を表示させない方法を例に、エラーになる場合にエラーを表示させない方法を紹介します。

2.「#DIV/0!」を表示させない方法

「#DIV/0!」を表示させないためには、たとえば、

=B2/C2

という計算式が設定されているセルを

=IFERROR(B2/C2, "")

という風に、IFERROR関数を利用します。

これにより、分母を0で割った場合でもエラーが表示されなくなります。

下記の例は、D2セルに「=B2/C2」という計算式を設定していますが、分母(C2セル)が0であるにもかかわらず、D2セルに「#DIV/0!」が表示されていません。

エラーが表示されなくなる

3.IFERROR関数について

IFERROR関数は、数式の結果がエラーの場合はIFERROR関数で指定した値をそのまま返し、正常に計算できた場合は通常通り、数式の結果を返します。

IFERROR関数のフォーマットは次のとおりです。

IFERROR(値, エラーの場合の値)

「エラーの場合の値」には任意の文字列を設定できます。

たとえば、

=IFERROR(B2/C2, "計算ミスです")

としておけば、0で割ったときに「計算ミスです」を表示することができます。

「計算ミスです」を表示

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