Movable Typeでimg要素からアイテム登録できる「AssetAppenderByURLプラグイン」
Movable Typeで本文のimg要素からアイテム登録できる「AssetAppenderByURLプラグイン」を公開します。
1.はじめに
Movable Typeのデフォルト機能ではアイテム登録は1つずつしかできません。
よってプラグインで一括登録する方法が一般的と思われますが、FTPでアップロードした画像を本文フィールドのimg要素で表示させるケースもあるかと思います。
ただこの方法ではアイテムからサムネイルを作ることができず不便です。
ということで本文フィールドのimg要素からアイテムに登録するプラグインを作ってみました。
2.機能
次のような本文フィールドの記事があるとします。
画像A
<img src="http://user-domain/2015/08/aaa.jpg" />
画像B
<img src="http://user-domain/2015/08/bbb.jpg" />
画像C
<img src="http://user-domain/2015/08/ccc.jpg" />
この記事を保存するタイミングで本文フィールドから3つのURL、
http://user-domain/2015/08/aaa.jpg
http://user-domain/2015/08/bbb.jpg
http://user-domain/2015/08/ccc.jpg
を取得してアイテムとして登録し、さらに該当記事のアイテムとしても関連づけを行ってくれます。
また、一度登録されたアイテムと同じパス・ファイル名のアイテムが重複登録されることは(多分)ありません。関連付けも同様です。
記事に新たなimg要素を追加した場合、未登録アイテムであればアイテムとして登録し、登録済であれば関連づけのみを実行します。
3.プラグインのダウンロード・インストール
下記のリンクをクリックして、AssetAppenderByURLのプラグインアーカイブをダウンロードします。
更新履歴
2015.10.21 v0.02 記事の一括更新に対応
プラグインアーカイブを展開し、pluginsフォルダにあるAssetAppenderByURLフォルダをMovable Typeのアプリケーションディレクトリのpluginsディレクトリにアップロードします。
管理画面にアクセスするとバージョンアップが開始するので画面にしたがって進めてください。
バージョンアップ完了後、システム管理画面のプラグイン設定画面で「AssetAppenderByURL~」が表示されればインストール完了です。
4.注意事項
画像のURLはサイトパス配下にアップロードされている必要があります。
また現状のバージョンでは、src属性はimg要素の直後に記述されている必要があります。
さらに、アイテム重複登録チェックはアイテムの名前(パス・ファイル名)で行います。アイテム登録後にアイテムの名前は変更しないでください。
- MTのアイテムアップロード時に記事と関連付ける「EntryAssociaterWithUploadAssetプラグイン」
- Movable Typeでアップロードした画像を回転させる「ImageRotatorプラグイン」
- Movable Typeで画像のExif情報を削除する「DeleteExifプラグイン」
- Movable Typeの記事編集画面に登録アイテムを表示する「ShowAssetImageプラグイン」バージョンアップ
- Movable Typeでアイテム選択画面の表示件数を変更できる「AssetLimitPerPageChangerプラグイン」
- Movable Typeのアイテム編集画面に削除ボタンを表示する「DeleteAssetButtonプラグイン」
- Movable TypeでアイテムIDを管理画面に表示する「AssetIDViewerプラグイン」(MT5.0x用)
- Movable Typeの記事編集画面に登録アイテムを表示する「ShowAssetImage」プラグイン
- アイテムのカスタムフィールド削除動作を改善する「DeleteAssetWithDeleteCFAssetプラグイン」
- Movable Typeのアイテム一覧にフォルダを表示する「AssetFolderViewerプラグイン」