ExcelのINDEX関数の使い方

ExcelのINDEX関数の使い方

Posted at October 21,2015 1:11 AM
Tag:[Excel]

ExcelのINDEX関数の基本的な使い方を紹介します。

1.はじめに

INDEX関数は、指定した位置にあるセルの参照または値を求めるためのものです。

フォーマットは次のとおりで、指定した範囲の中で、指定した行と列が交差するセルの値を返却します。

INDEX(範囲, 行番号, 列番号[, 領域番号])

パラメータの意味は次のとおりです。

  • 範囲:1つまたは複数のセルの参照を指定
  • 行番号:指定した範囲の行番号を数値で指定
  • 列番号:指定した範囲の列番号を数値で指定
  • 領域番号:「範囲」に複数の領域を指定した場合に、選択したい数値を指定。最初に設定した範囲の領域が「1」、次の範囲の領域が「2」になります(省略可)

2.基本

次の表をサンプルにします。

サンプル

この状態でD8セルに、

=INDEX(B4:D6,2,3)

を入力すると「5(D5セルの値)」が表示されます。

INDEX関数で表示

つまり、「指定した範囲(B4:D6)の2行目と3列目が交差するセルの値」になります。

2.領域を指定する

次の表をサンプルにします。

サンプル

この状態でD8セルに、

=INDEX((B4:D6,B9:D11),2,3,2)

を入力すると「6(D10セルの値)」が表示されます。

INDEX関数で表示

つまり、「指定した範囲(B4:D6とB9:D11)の2つめの領域(B9:D11)の2行目と3列目が交差するセルの値」になります。

第1パラメータの「範囲」に複数の範囲を指定する場合は、上記のようにカンマで区切り、さらに括弧で囲んでください。

領域を省略すると、1番目の範囲(この例では「B4:D6」)が指定領域になります。

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