ルータ接続で「WAN:DHC: Non DHCPOFFER message from server.」というエラーになる場合の対処
ルータ接続で「WAN:DHC: Non DHCPOFFER message from server.」というエラーになる場合の対処について紹介します。
1.はじめに
先日エントリーした「VDSL(モデム)からPCに直接インターネット接続する方法」と並行して通常のルータ接続も試みていて、最初は接続できていたのですが、エントリーの直結させたあとから接続ができなくなりました。
原因は自分の設定ミスだったのですが備忘録として残しておきます。
2.状況
PCからルータまでは正常に接続されているのですが、ルータからインターネットへの接続ができていないようです。
VDSLランプの状態は正常、LANケーブルの接続順序を変えても解消せず、VDSL・ルータ・PC、それぞれの装置をすべて再起動しても解消しません。
ipconfigコマンドを確認すると、外部に接続できていないため、DNSの解決ができていないようです。
C:\>ipconfig
Windows IP 構成
イーサネット アダプタ ローカル エリア接続:
接続固有の DNS サフィックス . . . :
リンクローカル IPv6 アドレス. . . . : fe80::xxx:xxxx:xxxx:xxxxx
IPv4 アドレス . . . . . . . . . . : 192.168.0.2
サブネット マスク . . . . . . . . : 255.255.255.0
デフォルト ゲートウェイ . . . . . : 192.168.0.1
ただし直結は問題なく接続できます。
3.原因解消に至るまでの手順
ルータのマニュアルにSYSLOG(システムログ)が見れる機能があるので、確認したところ、次のようなメッセージが出力されていました。
NWG V4.xxx Syslog start.
WAN:DHC: Non DHCPOFFER message from server.
WAN:DHC: Non DHCPOFFER message from server.
:
WAN:DHC: Non DHCPOFFER message from server.
上記のメッセージで検索したところ、下記のページがヒット。
メッセージの解説より、PPPoEの設定がうまくできていないようなので、PPPoEの設定を見直したところ、「VDSL(モデム)からPCに直接インターネット接続する方法」の手順で、プロバイダへの接続用パスワードを変更したことを思い出しました。
ブロードバンドルータは昔から使っていたもので、プロバイダへの接続用パスワードがそのまま登録されていて、初回の接続はそれを使って正常につながったのですが、そのあとPCとVDSLを直結するため、PCにプロバイダへの接続用パスワードを入力しようとしたときパスワードを思い出せなくなり、パスワードを変更したために、ブロードバンドルータで接続されなくなったようです。
4.対処
ブロードバンドルータのPPPoE設定のパスワードを再設定しました。
さらに設定の更新を行うことで解決しました。
SYSLOGにも正常なログが出力されました。
ということで、ルータ接続がおかしい場合はSYSLOGを確認するといいかもしれません。
- ThinkPad X390購入
- LANの速度が遅くなったときの対処まとめ
- VDSL(モデム)からPCに直接インターネット接続する方法
- VDSLアダプタの「VDSL LINK/ACT」ランプがゆっくり点滅したらNTTフレッツ・サポートセンタへ連絡
- 筆ぐるめで年賀状の受信履歴を残す方法
- IA5(INTERNATIONAL ALPHABET No.5)について
- JINS PC購入レポート
- ブラウザでトップに戻る(一番下に移動する)方法いろいろ
- 1ページのPDFファイルを2ページに分割する方法
- PDFを拡大縮小せずに印刷する方法
- 筆ぐるめで年賀状送信履歴を表示する
- 画像を鮮明に拡大するフリーソフト「SmillaEnlarger」の使い方
- ブロードバンドルータ NetGenesis SuperOPT100E(MR-OPT100E)
- ELECOM Bit Grast 巻き取り式3ボタン光学式マウス
- Wireless Notebook Optical Mouse 3000