JenkinsをRPMでインストールする方法

JenkinsをRPMでインストールする方法

Posted at September 25,2017 12:03 AM
Tag:[Jenkins]

JenkinsをRPMでインストールする方法を紹介します。

1.はじめに

JenkinsをLinuxにyumでインストールするには、OS標準のパッケージにJenkinsのリポジトリが含まれていないので、Jenkins公式サイトが公開しているリポジトリを追加します。

% sudo wget -O /etc/yum.repos.d/jenkins.repo https://pkg.jenkins.io/redhat/jenkins.repo
% sudo rpm --import https://pkg.jenkins.io/redhat/jenkins.io.key

その後yumコマンドを実行すればインストールできます。

% sudo yum install jenkins

が、マシンがネットに接続されていない環境ではwgetが使えません。

ということで、JenkinsをRPMでインストールする方法を紹介します。

ここではRedHat Linuxを例に説明します。

2.JenkinsをRPMでインストールする

JenkinsをRPMでインストールするには、「RedHat Linux RPM packages for Jenkins」のページにアクセスして、「Individual Package Downloads」の下に表示されているrpmの一覧から任意のリンクをクリックします。

Jenkins RPM

ダウンロードしたrpmをサーバにアップロードして、ファイルを配置したディレクトリで下記のrpmコマンドを実行します。

# rpm -ivh jenkins-1.658-1.1.noarch.rpm
警告: jenkins-1.658-1.1.noarch.rpm: ヘッダ V4 DSA/SHA1 Signature, key ID d50582e6: NOKEY
準備中...                ########################################### [100%]
   1:jenkins                ########################################### [100%]

これでJenkinsがインストールされました。

Jenkins本体のwarファイルは"/usr/lib/jenkins"に配置されます。

ちなみにJenkinsの起動は、

# service jenkins start
Starting Jenkins                                           [  OK  ]

で、エラーメッセージがなく、"[OK]"が表示されればOKです。

あとはブラウザでサーバの8080ポートにアクセスすれば、

http://xx.xx.xx.xx:8080/

Jenkinsの画面が表示されます。

Jenkinsの画面

なお、インストールしたサーバにはOpenJDK 1.7.0がインストールされていて、jenkinsを2017年9月現在の最新バージョン「jenkins-2.79-1.1.noarch.rpm」をインストールしたところ、Jenkinsの起動で、

# service jenkins start
Starting Jenkins Jenkins requires Java8 or later, but you are running 1.7.0_09-icedtea-mockbuild_2013_01_16_18_52-b00 from /usr/lib/jvm/java-1.7.0-openjdk-1.7.0.9.x86_64/jre
java.lang.UnsupportedClassVersionError: 51.0
        at Main.main(Main.java:124)
                                                           [  OK  ]

というエラーになりました。

Javaバージョンが1.7の場合、Jenkins1.x系が対応するようです。

3.参考サイト

参考サイトは下記です。ありがとうございました。

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