ansibleでvisudoする方法
ansibleでvisudoする方法を紹介します。
1.はじめに
サーバ設定作業でansibleを使うことになりました。
「ansibleを使ってこういうときにどうすればいいの?」っていう情報がネットを検索してもなかなかヒットしないので、分かる範囲で小出しにしていきます。
2.ansibleでvisudoする方法
ansibleでvisudoするには、下記のようなplaybookで対応します。hostsの部分は適宜直してください。
- hosts: localhost
become: True
tasks:
- name: test
lineinfile:
path: /etc/sudoers
state: present
regexp: '^%ADMIN ALL='
line: '%ADMIN ALL=(ALL) NOPASSWD: ALL'
validate: '/usr/sbin/visudo -cf %s'
- lineinfile:ファイル書き換えのためのモジュール
- path:書き替え対象のパス・ファイル名(必須)
- state:行が存在するか・しないか(書き替えなので"present")
- regexp:書き替え前の内容(正規表現)
- line:書き替え後内容
- validate:書き替え後の検証。"%s"でpathの内容を指定
上記の例は、
%ADMIN ALL=
という行を
%ADMIN ALL=(ALL) NOPASSWD: ALL
に書き替えて、
# /usr/sbin/visudo -cf /etc/sudoers
で、書き替えたファイルの検証をしています。
regexpとlineを適宜書き替えてお使いください。
Posted by yujiro このページの先頭に戻る
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