メール送信で「smtp-source: fatal: connect: Connection refused」となる場合の対処
メール送信で「smtp-source: fatal: connect: Connection refused」となる場合の対処方法を紹介します。
1.問題点
以前、「さくらのVPSに送信メールサーバを設定する方法」で紹介した、メールサーバからメールがとばなくなりました。
具体的には、テストメールを送信すると、下記のように「Connection refused」となります。
# smtp-source -v -f "" -t "hoge@xxx.so-net.ne.jp" 127.0.0.1:25
smtp-source: name_mask: all
smtp-source: fatal: connect: Connection refused
ということで、メール送信で「smtp-source: fatal: connect: Connection refused」となる場合の対処方法を紹介します。
2.原因
単純に、何かの拍子にサービスが停止してしまっただけのようです。
netstatで確認したところ、25番ポートも開いていないようでした。
# netstat -ant
Active Internet connections (servers and established)
Proto Recv-Q Send-Q Local Address Foreign Address State
tcp 0 0 0.0.0.0:22 0.0.0.0:* LISTEN
tcp 0 0 0.0.0.0:3306 0.0.0.0:* LISTEN
:
tcp 0 0 :::80 :::* LISTEN
tcp 0 0 :::22 :::* LISTEN
ということで、サービス起動で解消しました。
# service postfix start
Starting postfix: [ OK ]
25番ポートも開きました。
# netstat -ant
Active Internet connections (servers and established)
Proto Recv-Q Send-Q Local Address Foreign Address State
tcp 0 0 0.0.0.0:22 0.0.0.0:* LISTEN
tcp 0 0 0.0.0.0:25 0.0.0.0:* LISTEN
tcp 0 0 0.0.0.0:3306 0.0.0.0:* LISTEN
:
tcp 0 0 :::80 :::* LISTEN
tcp 0 0 :::22 :::* LISTEN
tcp 0 0 :::25 :::* LISTEN
ちなみにサービスを起動したところ、サービス停止で滞留していたメールが一斉に送信されたようです。
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