C++で「invalid abstract type~」というエラーになる場合の対処

March 8,2017 12:03 AM
Category:[C/C++]
Tag:[C/C++]
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C++で「invalid abstract type~」「because the following virtual functions are pure within~」というエラーになる場合の対処方法について紹介します。

1.問題点

下記のサンプルプログラムを作りました。

sample.h

class Sample {
    public:
        Sample();
        void test1();
        virtual void test2() = 0;
};

sample.cc

#include <stdio.h>
#include "sample.h"
 
Sample::Sample() {
}
 
void Sample::test1() {
    printf("%s\n", "Hello World!");
}
 
void Sample::test2() {
}

test.cc

#include "sample.h"
 
Sample sample[10];
 
int main() {
    sample[0].test1();
    return 0;
}

このプログラムをコンパイルすると、下記の「invalid abstract type~」「because the following virtual functions are pure within~」というエラーに遭遇します。

% g++ test.cc sample.cc
test.cc:3:17: エラー: invalid abstract type 'Sample' for 'sample'
 Sample sample[10];
                 ^
In file included from test.cc:1:0:
sample.h:1:7: 備考:   because the following virtual functions are pure within 'Sample':
 class Sample {
       ^
sample.h:5:22: 備考:    virtual void Sample::test2()
         virtual void test2() = 0;
                      ^

2.原因

純粋仮想関数(pure virtual function)をもつクラスは抽象クラス(abstract class)となるので、その型のオブジェクトは定義できないようです。

3.対処

クラス定義をポインタ型にすることでこのエラーを回避できます。

#include "sample.h"
 
Sample *sample[10];
 
int main() {
    sample[0]->test1();
    return 0;
}

ポインタ型にするため、関数へのアクセスは"."ではなく、"->"に変更します。

4.参考サイト

参考サイトは下記です。ありがとうございました。

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標準エラー出力をlessで表示する方法

March 3,2017 12:03 AM
Category:[Linux]
Tag:[Linux]
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標準エラー出力をlessで表示する方法を紹介します。

1.問題点

LinuxでC++のビルド作業をしており、gccコマンドで数千ほどのファイルのリンケージを実行してます。

で、実行すると案の定、大量のエラーが出力され、ターミナルのスクロールバーを戻しても先頭のエラーを確認することができません。

標準出力であればパイプでつないでlessで確認できるのですが、次のようなコマンドを実行しても標準エラー出力をlessで拾えません。

% make | less

ということで、標準エラー出力をlessで表示する方法を紹介します。

ここではmakeコマンドを例にしていますが、他のコマンドでもこのお作法が使えると思います。

2.標準出力と標準エラー出力の両方をlessで表示する

標準出力と標準エラー出力の両方をlessで表示するには、次のコマンドを実行します。

% make 2>&1 | less

コマンドの意味は次のとおりです。

まずmakeを実行します。

次の"2>&1"で、標準エラー出力(2)を標準出力(1)と同じファイルディスクリプタにリダイレクトします。

これで標準エラー出力をlessで拾えるようになります。

3.標準エラー出力だけをlessで表示する

標準エラー出力だけをlessで表示するには、次のコマンドを実行します。

% make 2>&1 > /dev/null | less

2のコマンドと異なるのは「> /dev/null」が追加されていることです。

これは標準出力(1)を/dev/nullにリダイレクトする(=破棄する)ことを意味します。

厳密には「1> /dev/null」と書きますが、「>」と書くと1を省略している意味になります。

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Chromeのタブ切り替えでリロードしない方法

March 2,2017 12:03 AM
Category:[Google Chrome]
Tag:[GoogleChrome]
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Chromeのタブ切り替えでリロードしない方法を紹介します。

1.問題点

いつ頃からか忘れましたが、Chromeで一度読み込んだページから他のタブに切り替え、再び元のタブに戻るとなぜかリロードされてしまうようになりました。

ページの内容を見比べたりするためにタブを頻繁に切り替える場合など毎回リロードされてしまうので、作業にかなり支障をきたしています。

ということで、Chromeのタブ切り替えでリロードしない方法を紹介します。

なお、Chromeのタブ切り替えでリロードされるのはメモリが少なくなったときのみのようです。

2.タブ切り替えでリロードしない方法

タブ切り替えでリロードしないようにするには、アドレスバーに「chrome://flags」を入力してリターン。

アドレスバー

「タブのメモリ解放を有効にする」項目を探します。

タブのメモリ解放を有効にする

プルダウンから「無効」を選択。

無効

「今すぐ再起動」をクリック。

今すぐ再起動

これでタブ切り替えをしてもリロードされなくなります。

なお、この機能を無効にすることでメモリリークする可能性もありますのでご注意ください。

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