MT-9.0.2で追加された機能(更新履歴表示)
MT-9.0.2で追加された機能の紹介です。
更新履歴表示が変更されました(今後のバージョンアップで変更されるかもしれません)。
1.これまでの動作
「更新履歴を表示」をクリック。
「下書き」のリンクをクリック。
ステータスフィールドの表示が選択したリビジョンに切り替わります。
2.MT9(9.0.2)での動作
「更新履歴を表示」をクリック。
「下書き」のリンクをクリック。
「最新」と「表示中」の2つのリビジョンが表示されます。
「最新」は文字通り、最新リビジョンのステータスとそのタイムスタンプです。
「表示中」は管理画面に表示されたリビジョンのステータスとそのタイムスタンプです。
更新履歴から最新以外のリビジョンを選択するとこの画面になるようです。
3.管理画面テンプレートの変更
開発者向け情報ですが、これまでステータスフィールドの表示は
MT_PATH/tmpl/admin2023/cms/include/status_widget.tmpl
で行われてましたが、今回の機能追加で、
MT_PATH/tmpl/admin2025/cms/include/status_label.tmpl
に変更されました(status_widget.tmplからインクルード)。
AWSのec2インスタンスにphpMyAdminをインストールする
AWSのec2インスタンスにphpMyAdminをインストールする手順を紹介します。
1.phpMyAdminのダウンロード
Amazon Linuxの標準リポジトリにphpMyAdminパッケージが含まれていないため、Amazon Linux 2023(amzn2023)では「dnf install phpMyAdmin」は使えません。
よって下記の手順でphpmyadminのアーカイブをダウンロードおよび展開します。
$ cd /var/www/html
$ sudo curl -L https://www.phpmyadmin.net/downloads/phpMyAdmin-latest-all-languages.tar.gz -o phpmyadmin.tar.gz
$ sudo tar xzf phpmyadmin.tar.gz
$ sudo mv phpMyAdmin-*-all-languages phpmyadmin
$ sudo rm phpmyadmin.tar.gz
2.config.inc.phpの修正
、 phpMyAdminのconfig.inc.phpに以下を追加します。$cfg['blowfish_secret'] = '';
↓
$cfg['blowfish_secret'] = 'ランダム文字列(32文字以上がおすすめ)';
ランダムな文字列は、
$ openssl rand -base64 32
で作れます。
3.httpd.confの修正
この段階で試しにブラウザからアクセスしましたが、
Not Found
The requested URL was not found on this server.
というエラーになったため、下記を実施(chownは不要かもしれません)。
$ sudo chown -R apache:apache /var/www/html/phpmyadmin
$ sudo vi /etc/httpd/conf/httpd.conf
■変更前
<IfModule dir_module>
DirectoryIndex index.html
</IfModule>
■変更後
<IfModule dir_module>
DirectoryIndex index.php index.html
</IfModule>
Alias /phpmyadmin /var/www/html/phpmyadmin
<Directory /var/www/html/phpmyadmin>
Options Indexes FollowSymLinks
AllowOverride All
Require all granted
</Directory>
このあとhttpdを再起動します。
$ sudo systemctl restart httpd
4.php.iniの修正
ここまでの設定で404は出なくなりましたが、
phpMyAdmin - Error
Error during session start; please check your PHP and/or webserver log file and configure your PHP installation properly. Also ensure that cookies are enabled in your browser.
session_start(): open(SESSION_FILE, O_RDWR) failed: No such file or directory (2)
session_start(): Failed to read session data: files (path: )
というエラーが表示されるようになりました。調べると、
session.save_path
に値が設定されていないのが原因のようで、下記のコマンド、
$ php -i | grep session.save_path
session.save_path => no value => no value
で「no value」となるのが問題のようです。
session.save_pathはphp_info()でも確認できます。
これについては、
$ sudo vi /etc/php.ini
で、ファイルを開いて、下記のSessionグループを追加。
[Session]
session.save_path = "/tmp"
これで再度httpdを再起動します。
$ sudo systemctl restart httpd
これで修正が反映されない場合は、ec2インスタンスを再起動してみてください。
私の場合、ec23インスタンス再起動で設定が反映され、いつものphpMyAdminログイン画面が表示されました。
WindowsでRGB画像をCMYK画像に変換する方法
WindowsでRGB画像をCMYK画像に変換する方法を紹介します。
1.はじめに
GIMPを使って画像を加工していたのですが、加工した画像がRGBカラーでした。
GIMPではRGBからCMYKに変換することができないようです。
ということで、WindowsでRGB画像をCMYK画像に変換する方法を紹介します。
2.RGB画像をCMYK画像に変換する
RGB画像をCMYK画像に変換するには「KRITA(クリータ、クリタ)」という、オープンソースソフトウェアのペイントソフトを使用します。
インストール手順は省略します。
使用しているKRITAのバージョンは5.2.9です。
KRITAを起動し、CMYKに変換したい画像を「ファイル」→「開く」で開きます。
開くと下部に「RGB~」と表示されていると思います。
「画像」→「プロパティ」を選択。
「画像の色空間」タブをクリック。
「色モデル」を「RGB~」から「CMYK~」に変更して「OK」をクリック。
下部の表示が「CMYK~」に変わっていることを確認。
あとは「ファイル」→「保存」で上書きするか「名前をつけて保存」で別名で保存すれば完了です。