Movable Typeの月別コンテンツアーカイブリスト用テンプレート
Movable Typeの月別コンテンツアーカイブリスト用テンプレートのサンプルと解説です。
1.サンプル
<mt:IfArchiveTypeEnabled archive_type="ContentType-Monthly" content_type="コンテンツタイプ名">
<mt:ArchiveList type="ContentType-Monthly" content_type="コンテンツタイプ名">
<mt:ArchiveListHeader>
<nav class="widget-archive-monthly widget">
<h3 class="widget-header"><$mt:ArchiveTypeLabel$>アーカイブ</h3>
<div class="widget-content">
<ol class="widget-list">
</mt:ArchiveListHeader>
<li class="widget-list-item"><a href="<$mt:ArchiveLink encode_html="1"$>"><$mt:ArchiveTitle$> (<$mt:ArchiveCount$>)</a></li>
<mt:ArchiveListFooter>
</ol>
</div>
</nav>
</mt:ArchiveListFooter>
</mt:ArchiveList>
</mt:IfArchiveTypeEnabled>
2.解説
1行目のMTIfArchiveTypeEnabledタグで、アーカイブが利用可能か判定します。
<mt:IfArchiveTypeEnabled archive_type="ContentType-Monthly" content_type="コンテンツタイプ名">
archive_typeモディファイアには月別コンテンツアーカイブなので「ContentType-Monthly」、content_typeには該当のコンテンツタイプ名を設定します。
2行目のMTArchiveListタグで、該当アーカイブをリスティングします。モディファイアはMTIfArchiveTypeEnabledタグと同じです。
<mt:ArchiveList type="ContentType-Monthly" content_type="コンテンツタイプ名">
3~8行目のMTArchiveListHeaderタグは初回のループ時に実行します。これを使ってリストのHTML開始タグを出力します。
<mt:ArchiveListHeader>
<nav class="widget-archive-monthly widget">
<h3 class="widget-header"><$mt:ArchiveTypeLabel$>アーカイブ</h3>
<div class="widget-content">
<ol class="widget-list">
</mt:ArchiveListHeader>
9行目のliタグでアーカイブ情報を出力します。MTArchiveLinkタグはアーカイブページのURL、MTArchiveTitleタグで「xxxx年xx月」、MTArchiveCountタグでその月のコンテンツデータ件数を出力します。
<li class="widget-list-item"><a href="<$mt:ArchiveLink encode_html="1"$>"><$mt:ArchiveTitle$> (<$mt:ArchiveCount$>)</a></li>
10~14行目のMTArchiveListFooterタグは最後のループ時に実行します。これを使ってリストのHTML終了タグを出力します。
<mt:ArchiveListFooter>
</ol>
</div>
</nav>
</mt:ArchiveListFooter>
15~16行目は1~2行目の終了タグです。
</mt:ArchiveList>
</mt:IfArchiveTypeEnabled>
MiniTool Partition Wizard(プロ・プラチナ版)レビュー
MiniTool Partition Wizard(プロ・プラチナ版)のレビューです。
1.MiniTool® Software Ltd.について
発売元の MiniTool® Software Ltd.は、カナダと香港に拠点をもつソフトウェアメーカーで、ディスクやパーティション管理・データ復旧・データバックアップのソリューションを提供し続けています。
2.MiniTool Partition Wizardについて
「MiniTool Partition Wizard」は2009年にリリースされた、Windows向けパーティション管理ソフトです。
第38回Vecotorプロレジ大賞「パーティン管理 部門賞」を受賞しています。
記事執筆時点のバージョンは12.7です。
3.機能について
MiniTool Partition Wizardには、大きく4つの機能があります。
- データ復元
- パーティション復元
- ディスクベンチマーク
- ディスク使用状況分析
以降、それぞれの機能を簡単に紹介します。
4.データ復元
「データ復元」をクリックすると、「データ復元モジュール」が開きます。
デスクトップやゴミ箱・フォルダを選択するなど、特定の場所から復元させることもできます。
例として、ゴミ箱から完全に消去したmp4ファイルを復元してみます。「ゴミ箱」にマウスをポイントして「スキャン」をクリック。
画面がゴミ箱のツリーに切り替わるので、ツリーを展開し、「ゴミ箱」をクリック。
最近削除されたファイルが表示されました。
ここでは、上から2つめのmp4ファイルを復元してみます。復元したいファイルを右クリックして「復元」を選択。
保存先を選択。別ドライブが推奨なので、外付けHDD(Fドライブ)の任意のフォルダ選択して、「OK」をクリック。
復元しています。
復元が完了しました。「回復されたファイルをビュー」をクリック。
復元したファイルがありました。
4.パーティション復元
(実際に試していないので機能の紹介のみです)
パーティション復元をクリックすると、ウィザードが開きます。「次へ」をクリック。
復元したいディスクを選択して「次へ」をクリック。
スキャン範囲の設定を行いまます。
スキャン方式を選択します。
パーティションを選択して「完了」をクリックすれば復元が開始します(実際にはこの後実行していません)。
5.ディスクベンチマーク
「ディスクベンチマーク」をクリックすると、下記の設定画面が開きます。
ドライブ・転送サイズ・キュー番号・クールダウンタイムなどを設定して「開始」をクリック。ここではデフォルト状態で実行します。
実行すると、ディスクをテストします。
完了しました。ベンチマークがこのように表示されます。
6.ディスク使用状況分析
「ディスク使用状況分析」をクリックすると画面が切り替わります。
ドライブを選択して「スキャン」をクリック。
分析を開始します。
分析が終了しました。「ツリービュー」ではツリー単位で、
- 親フォルダに対する占有率
- サイズ
- 項目
- ファイル
- フォルダ
を表示してくれます。ツリーを展開すれば、さらに詳細を表示できます。
「ファイルビュー」ではファイル単位に、
- ドライブ内での占有率
- サイズ
- 最終更新
- 属性
を表示してくれます。
「フォルダビュー」ではフォルダ単位に、
- ドライブ内での占有率
- サイズ
- 最終更新
- 属性
を表示してくれます。
7.その他
左側の「パーティション統合管理」をクリックすれば、パーティションに関する各種操作を行えます。
また、右上の「ブータブルメディア」をクリックすれば、ブータブルメディアビルダで起動CDおよびフラッシュドライブを作成できます。
「マニュアル」をクリックすれば、公式サイトのマニュアルを参照できます。
8.感想
一番使用頻度が高いのは「ディスク使用状況分析」です。音声や動画を編集する機会が増え、サイズの大きな不要ファイルを検索・削除するときに便利だと思いました。
メインの復元機能も、誤ってファイルを削除してしまった場合など、普段は利用する機会は少ないと思いますが、常にこのソフトを準備しておくことで安心してPCを操作できると感じました。
無料版も用意されているので、気になる方は一度使ってみてはいかがでしょうか。
9.Facebookプレゼント企画のお知らせ
Facebookでプレゼント企画を実施中です。
Movable TypeのWorkflowプラグインでDataAPIが利用可能になる「WorkflowDataAPIプラグイン」
これは「Movable Type Advent Calendar 2022」15日目の記事です。
Movable TypeのWorkflowプラグインでDataAPIが利用可能になる「WorkflowDataAPIプラグイン」の紹介です。
1.概要
Workflowプラグインを使ったワークフロー機能は管理画面上でしか利用・操作できません。
そこで、DataAPIを提供することで、任意のクライアントアプリケーションを通じてワークフロー機能を利用できるようにしてみました。
また、DataAPI機能をWorkflowプラグインに含めると、イニシャルコストが高くなるため、別プラグインとしています。
DataAPIを利用する場合は、Workflowプラグインに加えて、WorkflowDataAPIプラグインをインストールして頂く形になります。
2.主な機能
現状では下記の機能についてAPIを提供しています。
- 記事データの取得
- コンテンツデータの取得
- 記事データの承認依頼
- コンテンツデータの承認依頼
- 記事データの承認
- コンテンツデータの承認
- 記事データの差し戻し
- コンテンツデータの差し戻し
承認依頼・承認・差し戻しではメールの送信も行われます。
記事・コンテンツデータの取得では、ワークフローに必要な、承認者一覧が取得できます。
また、記事・コンテンツデータの承認依頼・承認・差し戻しではワークフローのステータスを更新することができます。
3.サンプル
DataAPIのサンプルを一部紹介します。
これはライターが公開状態のコンテンツデータについて承認依頼を行うサンプルです。
<script>
$.ajax({
url: "http://user-domain/cgi-bin/mt/mt-data-api.cgi/v2/authentication",
type: "POST",
dataType: "json",
data: {
'username': 'workflow_writer',
'password': 'password',
'clientId': 'test'
}
}).done(function(data){
sessionId = data.sessionId
accessToken = data.accessToken
// コンテンツデータ
data = {
// 承認依頼のステータス
status: "20",
authored_on: "20220407205922",
modified_on: "20220418222222",
// コンテンツフィールド
fields: [{
id: 7,
type: "single_line_text",
value: "test123456"
},{
id: 8,
type: "number",
value: "123"
},{
id: 182,
type: "content_type",
value: [ 1 ]
}],
label: "test",
identifier: "def6decc71301a52e9a760d6d8f7fdc497f54d8",
unique_id: "def6decc71301a52e9a760d6d8f7fdc497f54d8"
};
// コンテンツデータの承認依頼
var accessToken = "MTAuth accessToken=" + accessToken;
$.ajax({
url: "http://user-domain/cgi-bin/mt/mt-data-api.cgi/v4/sites/1/contentTypes/2/workflow_data/52",
type: "PUT",
data: 'content_data=' + JSON.stringify(data),
dataType: "json",
headers: {
'X-MT-Authorization': accessToken
}
}).done(function(data){
$('#test').text(data.status);
});
});
</script>
4.プラグインについて
WorkflowDataAPIプラグインの詳細は下記のページをご覧ください。