Movable Typeの月別コンテンツアーカイブリスト用テンプレート

January 16,2023 11:55 PM
Category:[テンプレートタグ]
Tag:[ContentType, Movabletype, Template]
Permalink

Movable Typeの月別コンテンツアーカイブリスト用テンプレートのサンプルと解説です。

1.サンプル

<mt:IfArchiveTypeEnabled archive_type="ContentType-Monthly" content_type="コンテンツタイプ名">
 <mt:ArchiveList type="ContentType-Monthly" content_type="コンテンツタイプ名">
        <mt:ArchiveListHeader>
<nav class="widget-archive-monthly widget">
  <h3 class="widget-header"><$mt:ArchiveTypeLabel$>アーカイブ</h3>
  <div class="widget-content">
    <ol class="widget-list">
        </mt:ArchiveListHeader>
      <li class="widget-list-item"><a href="<$mt:ArchiveLink encode_html="1"$>"><$mt:ArchiveTitle$> (<$mt:ArchiveCount$>)</a></li>
        <mt:ArchiveListFooter>
    </ol>
  </div>
</nav>
        </mt:ArchiveListFooter>
    </mt:ArchiveList>
</mt:IfArchiveTypeEnabled>

2.解説

1行目のMTIfArchiveTypeEnabledタグで、アーカイブが利用可能か判定します。

<mt:IfArchiveTypeEnabled archive_type="ContentType-Monthly" content_type="コンテンツタイプ名">

archive_typeモディファイアには月別コンテンツアーカイブなので「ContentType-Monthly」、content_typeには該当のコンテンツタイプ名を設定します。

2行目のMTArchiveListタグで、該当アーカイブをリスティングします。モディファイアはMTIfArchiveTypeEnabledタグと同じです。

 <mt:ArchiveList type="ContentType-Monthly" content_type="コンテンツタイプ名">

3~8行目のMTArchiveListHeaderタグは初回のループ時に実行します。これを使ってリストのHTML開始タグを出力します。

        <mt:ArchiveListHeader>
<nav class="widget-archive-monthly widget">
  <h3 class="widget-header"><$mt:ArchiveTypeLabel$>アーカイブ</h3>
  <div class="widget-content">
    <ol class="widget-list">
        </mt:ArchiveListHeader>

9行目のliタグでアーカイブ情報を出力します。MTArchiveLinkタグはアーカイブページのURL、MTArchiveTitleタグで「xxxx年xx月」、MTArchiveCountタグでその月のコンテンツデータ件数を出力します。

      <li class="widget-list-item"><a href="<$mt:ArchiveLink encode_html="1"$>"><$mt:ArchiveTitle$> (<$mt:ArchiveCount$>)</a></li>

10~14行目のMTArchiveListFooterタグは最後のループ時に実行します。これを使ってリストのHTML終了タグを出力します。

        <mt:ArchiveListFooter>
    </ol>
  </div>
</nav>
        </mt:ArchiveListFooter>

15~16行目は1~2行目の終了タグです。

    </mt:ArchiveList>
</mt:IfArchiveTypeEnabled>
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MiniTool Partition Wizard(プロ・プラチナ版)レビュー

December 24,2022 11:55 PM
Category:[Windows]
Tag:[MiniTool Partition Wizard, Windows]
Permalink

MiniTool Partition Wizard(プロ・プラチナ版)のレビューです。

(クリックで拡大、以下同様)
MiniTool Partition Wizard

1.MiniTool® Software Ltd.について

発売元の MiniTool® Software Ltd.は、カナダと香港に拠点をもつソフトウェアメーカーで、ディスクやパーティション管理・データ復旧・データバックアップのソリューションを提供し続けています。

2.MiniTool Partition Wizardについて

「MiniTool Partition Wizard」は2009年にリリースされた、Windows向けパーティション管理ソフトです。

第38回Vecotorプロレジ大賞「パーティン管理 部門賞」を受賞しています。

記事執筆時点のバージョンは12.7です。

3.機能について

MiniTool Partition Wizardには、大きく4つの機能があります。

  • データ復元
  • パーティション復元
  • ディスクベンチマーク
  • ディスク使用状況分析

以降、それぞれの機能を簡単に紹介します。

4.データ復元

「データ復元」をクリックすると、「データ復元モジュール」が開きます。

データ復元モジュール

デスクトップやゴミ箱・フォルダを選択するなど、特定の場所から復元させることもできます。

特定の場所から復元

例として、ゴミ箱から完全に消去したmp4ファイルを復元してみます。「ゴミ箱」にマウスをポイントして「スキャン」をクリック。

スキャン

画面がゴミ箱のツリーに切り替わるので、ツリーを展開し、「ゴミ箱」をクリック。

ゴミ箱

最近削除されたファイルが表示されました。

削除されたファイルを表示

ここでは、上から2つめのmp4ファイルを復元してみます。復元したいファイルを右クリックして「復元」を選択。

復元したいファイルを右クリックして「復元」を選択

保存先を選択。別ドライブが推奨なので、外付けHDD(Fドライブ)の任意のフォルダ選択して、「OK」をクリック。

任意のフォルダ選択

復元しています。

任意のフォルダ選択

復元が完了しました。「回復されたファイルをビュー」をクリック。

任意のフォルダ選択

復元したファイルがありました。

復元したファイル

4.パーティション復元

(実際に試していないので機能の紹介のみです)

パーティション復元をクリックすると、ウィザードが開きます。「次へ」をクリック。

ウィザード

復元したいディスクを選択して「次へ」をクリック。

復元したいディスクを選択

スキャン範囲の設定を行いまます。

スキャン範囲の設定

スキャン方式を選択します。

スキャン方式を選択

パーティションを選択して「完了」をクリックすれば復元が開始します(実際にはこの後実行していません)。

パーティションを選択

5.ディスクベンチマーク

「ディスクベンチマーク」をクリックすると、下記の設定画面が開きます。

設定画面

ドライブ・転送サイズ・キュー番号・クールダウンタイムなどを設定して「開始」をクリック。ここではデフォルト状態で実行します。

実行すると、ディスクをテストします。

ディスクをテスト

完了しました。ベンチマークがこのように表示されます。

ベンチマーク

6.ディスク使用状況分析

「ディスク使用状況分析」をクリックすると画面が切り替わります。

ディスク使用状況分析

ドライブを選択して「スキャン」をクリック。

スキャン

分析を開始します。

分析を開始

分析が終了しました。「ツリービュー」ではツリー単位で、

  • 親フォルダに対する占有率
  • サイズ
  • 項目
  • ファイル
  • フォルダ

を表示してくれます。ツリーを展開すれば、さらに詳細を表示できます。

ツリービュー

「ファイルビュー」ではファイル単位に、

  • ドライブ内での占有率
  • サイズ
  • 最終更新
  • 属性

を表示してくれます。

ファイルビュー

「フォルダビュー」ではフォルダ単位に、

  • ドライブ内での占有率
  • サイズ
  • 最終更新
  • 属性

を表示してくれます。

フォルダビュー

7.その他

左側の「パーティション統合管理」をクリックすれば、パーティションに関する各種操作を行えます。

パーティション統合管理

また、右上の「ブータブルメディア」をクリックすれば、ブータブルメディアビルダで起動CDおよびフラッシュドライブを作成できます。

「マニュアル」をクリックすれば、公式サイトのマニュアルを参照できます。

ブータブルメディア・マニュアル

8.感想

一番使用頻度が高いのは「ディスク使用状況分析」です。音声や動画を編集する機会が増え、サイズの大きな不要ファイルを検索・削除するときに便利だと思いました。

メインの復元機能も、誤ってファイルを削除してしまった場合など、普段は利用する機会は少ないと思いますが、常にこのソフトを準備しておくことで安心してPCを操作できると感じました。

無料版も用意されているので、気になる方は一度使ってみてはいかがでしょうか。

9.Facebookプレゼント企画のお知らせ

Facebookでプレゼント企画を実施中です。

プレゼント企画

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Movable TypeのWorkflowプラグインでDataAPIが利用可能になる「WorkflowDataAPIプラグイン」

December 15,2022 12:03 AM
Category:[DataAPI]
Tag:[MovableType, Plugin, WorkflowDataAPI]
Permalink

これは「Movable Type Advent Calendar 2022」15日目の記事です。

Movable TypeのWorkflowプラグインでDataAPIが利用可能になる「WorkflowDataAPIプラグイン」の紹介です。

1.概要

Workflowプラグインを使ったワークフロー機能は管理画面上でしか利用・操作できません。

そこで、DataAPIを提供することで、任意のクライアントアプリケーションを通じてワークフロー機能を利用できるようにしてみました。

また、DataAPI機能をWorkflowプラグインに含めると、イニシャルコストが高くなるため、別プラグインとしています。

DataAPIを利用する場合は、Workflowプラグインに加えて、WorkflowDataAPIプラグインをインストールして頂く形になります。

2.主な機能

現状では下記の機能についてAPIを提供しています。

  • 記事データの取得
  • コンテンツデータの取得
  • 記事データの承認依頼
  • コンテンツデータの承認依頼
  • 記事データの承認
  • コンテンツデータの承認
  • 記事データの差し戻し
  • コンテンツデータの差し戻し

承認依頼・承認・差し戻しではメールの送信も行われます。

記事・コンテンツデータの取得では、ワークフローに必要な、承認者一覧が取得できます。

また、記事・コンテンツデータの承認依頼・承認・差し戻しではワークフローのステータスを更新することができます。

3.サンプル

DataAPIのサンプルを一部紹介します。

これはライターが公開状態のコンテンツデータについて承認依頼を行うサンプルです。

<script>
$.ajax({
    url: "http://user-domain/cgi-bin/mt/mt-data-api.cgi/v2/authentication",
    type: "POST",
    dataType: "json",
    data: {
        'username': 'workflow_writer',
        'password': 'password',
        'clientId': 'test'
    }
}).done(function(data){
    sessionId = data.sessionId
    accessToken = data.accessToken
    // コンテンツデータ
    data = {
            // 承認依頼のステータス
            status: "20",
            authored_on: "20220407205922",
            modified_on: "20220418222222",
            // コンテンツフィールド
            fields: [{
                id: 7,
                type: "single_line_text",
                value: "test123456"
            },{
                id: 8,
                type: "number",
                value: "123"
            },{
                id: 182,
                type: "content_type",
                value: [ 1 ]
            }],
            label: "test",
            identifier: "def6decc71301a52e9a760d6d8f7fdc497f54d8",
            unique_id: "def6decc71301a52e9a760d6d8f7fdc497f54d8"
    };
    // コンテンツデータの承認依頼
    var accessToken = "MTAuth accessToken=" + accessToken;
    $.ajax({
        url: "http://user-domain/cgi-bin/mt/mt-data-api.cgi/v4/sites/1/contentTypes/2/workflow_data/52",
        type: "PUT",
        data: 'content_data=' + JSON.stringify(data),
        dataType: "json",
        headers: {
            'X-MT-Authorization': accessToken
        }
    }).done(function(data){
        $('#test').text(data.status);
    });
});
</script>

4.プラグインについて

WorkflowDataAPIプラグインの詳細は下記のページをご覧ください。

WorkflowDataAPIプラグイン
WorkflowDataAPIプラグイン

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